もらって嬉しい携帯メール五か条・機能活用編こと「は・ま・や・ら・わ」
2007年04月19日 08:00
先に【携帯メールで好印象を与える五か条こと「あ・か・さ・た・な」】でお伝えした、フリーペーパーに掲載されていた携帯メールの啓蒙記事。先の記事は心構えを中心としたものだが、もう一つ「これは知っておいた方が良いかもナ」という内容が語られていたので、ここにまとめてみる。いわく、携帯メール達人になるための機能活用は「は・ま・や・ら・わ」がベース。
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●「は」やく返事を
先に「相手の都合や関係を思いやって」と注意はしたが、送った相手もそのような配慮をしているとは限らない。また、早く返事がもらえれば、やっぱり嬉しいもの。そこで、常套句や単語をあらかじめ登録しておいて、すぐに打ち出せるようにし、返事が早く出せるように工夫する。
●「ま」(間、タイミング)が大切
元記事では「すぐ返事がくると嬉しい」「こまめにお礼メールが来ると素敵」「相手の心が伝わるような、ありがとうメールが良い」とある。送ってきた相手の心境が分かるタイミングでメールが来ると、メールの文章の裏側にある「想い」が感じ取れるからなのかもしれない。
とはいえ、単にスパム的にメールを送るのも(親しい間柄や恋人間ならともかく)考えもの。「トイレにいくよ」「ご飯食べているよ」「お風呂に入るよ」「今テレビのチャンネル変えた」「ジュースがおいしいよ」など家に戻ってから数十件もメールが来たら、「やれやれ」どころではないだろう(笑)。
●「や」っぱりかわいく
絵文字や顔文字はメールそのものを演出する効果を持っている。顔文字でテキストだけでは表しきれない、自分の想いを伝えることもできるだろう。
例えば「あんた、バカだね」では「何これコイツ」と思ってしまうかもしれないが「あんた、バカだね(^^;;)」なら、言葉の真意を探りたくなるし、あるいは「でもほうっておけないよ」という意図があるのかなとも思ってしまう。「あんた、バカだね★」「あんた、バカだね(携帯文字でハートマーク)」とすると、親しい間からで笑いながらでこピンされながら言われているような気分になる。
また、顔文字や絵文字を使えばながながとテキストに頼ることなく真意を伝えることもできるだろう。
もちろんビジネスメールなど、しかるべき場でのメールでは使わない方がよいことは言うまでも無い。上司に遅刻する旨を伝えるメールで「電車が事故で少々到着が遅れます(^^;」「電車が事故で少々到着が遅れます(携帯文字でがっかり顔)」などと書いて送ったら「緊迫感がない」と思われるかもしれない。
●「ら」くして打とう
これは「はやく返事を」にもつながる話で、携帯電話に備わっているさまざまな機能を使って楽にメールを打てるようにしよう、ということ。入力時の操作を楽にするばかりでなく、指定時間に送信してくれる機能を用いたり、あらかじめ知った仲間同士のみで分かる略語を用いたり(例えば「分かりました」「了解」なら「お」だけを送るとか)。
また、同じ内容を複数人数に送る場合には同送メールにするのではなく、本文をコピー・ペーストして、少しずつ内容を変えて出してみるのもオツなもの。
●「わ」かりやすいのが一番
色々凝った文章を使いまわしたり絵文字で飾るのもいいけれど、やはりシンプルで分かりやすいのが一番、というオチ。これは何も携帯メールに限ったことではなく、普通のパソコン向けメールやその他の文章でもいえること。説明が必要な場合ならともかく、結果や事実だけ知りたい場合は、そのものをダイレクトに伝えるのが一番。
好きなら好き、と素直にまっすぐに言うのが一番好まれるのと同じ。ただ、そのように告白するのが難しいのと同様に、メールでも分かりやすく書くのは難しいもの。「簡単に書いたけど、これだと意図したのと違うふうに受け止められるかな」「誤解されるかな」と思ってしまうこともしばしば。
この項目についてはメールを書いたり読んだりするのはもちろん、色々な文章を読んで経験を積むしかない。
【「ケーチュー」こと携帯電話中毒のチェックリスト10項目】でも触れたが、携帯電話は今や日本人の生活には欠かせないものとなっている。それに伴い「中毒」と呼ばれるほどのめりこんでいる人も増えているし、さまざまな文化も生まれている。
最近では電子マネーも導入され、ますます便利になる携帯電話。しかし、相手を気遣い、思いやる気持ちが大切なのは、これまでのさまざまなメディア同様に変わらない事実。
前回と今回の、携帯電話メールに関する「五か条」も、突き詰めれば「相手を想いやる気持ち」に行き着くのだろう。
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