携帯電話で健康管理・NTTデータが「クリエイティブヘルス携帯版」実証実験開始
2007年04月19日 08:00
【NTTデータ】は4月17日、「クリエイティブヘルス携帯版(クリエイティブヘルスモバイル)」の実証実験を4月17日から7月中旬まで行うと発表した。携帯電話を用いた健康管理システムの実験としてだけでなく、ネットによるヘルスケア事業のさきがけとNTTデータ側では位置づけている(【発表リリース】)。
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NTTデータでは元々パソコン向けの健康管理サービス【クリエイティブヘルス 三健人】を提供しているが、携帯電話での利用を望む声が大きいことから、携帯電話で歩数や体重、血圧、体温、睡眠時間などの健康データの登録と管理を行うことができ、歩数データを登録することでヘルスポイントもたまるシステムを開発。今回「クリエイティブヘルス携帯版(クリエイティブヘルスモバイル)」として、実証実験を開始することにした。
サービス提供期間は7月中旬までの予定で、募集概要としては先着5000人を対象とする。通信料金意外は無料で利用でき、携帯電話で【該当ページ】にアクセスし、会員登録すれば利用が出来る。
サービス概要としては自分の健康情報を登録することでグラフやカレンダーを利用でき、健康管理ができる「健康記録帳」、歩行数記録を登録することでポイントが貯まり、そのポイント次第でギフト券などと交換できる「ヘルスポイントシステム」などが用意されている。さらに健康やウォーキングなどに関する健康情報を確認できる「健康ライブラリ」も用意されている。
なお「らくらくホン」(歩数計機能が搭載されている)の場合なら、その歩数計データをそのまま今回のサービスと連動させ、自己申告する手間もかけずに歩数データを登録させることが可能となる。
気軽さや機動性という観点からすればパソコンよりも携帯電話を使った方が、健康管理はしやすいだろう。また、パソコン環境を持っていない人でも、携帯電話で気軽に健康管理システムを利用することができるし、自宅や職場以外のどんな場所ででも自分のデータを確認できるのはありがたい。
携帯電話の特性を活かしたサービスとして、今後注目を集めそうである。
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(最終更新:2013/08/21)
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