DS使った館内案内を疑似体験・NOMであの「時雨殿」紹介

2007年04月04日 06:30

百人一首イメージ毎月一度[任天堂(7974)]の公式サイト内で更新される、任天堂のソフトなどに関する記事が満載のデジタルマガジンこと【Nintendo Online Magazine(N.O.M.)】の最新号で、『タッチで楽しむ百人一首 DS時雨殿』と百人一首の体験学習施設【時雨(しぐれ)殿】に関する紹介記事が掲載されている。特に「時雨殿」は実際に館内を散策したようすが多数の写真と共に掲載されており、「DSを使った館内案内とはどのようなものなのか」を知りたかった人にはオススメの内容となっている。

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元々任天堂はトランプや花札、百人一首などの「かるた」を製造していたなどからこの「かるた」分野に造詣と関係が深い。任天堂では百人一首の体験スペースである「時雨殿」にさまざまな技術(特にゲーム開発のノウハウを活かした)を提供し、エンターテインメント性を加味させ、展示を興味深いものとしている。

今回掲載された記事では、実際に館内で使用している「時雨殿なび」というニンテンドーDSをベースに作られた(各種ボタンが省略されタッチパネルのみで操作できる。「西陣織のカバーや絹100%の組紐ストラップ、本物の竹を使用した毛筆風のタッチペンなど独自の凝ったデザイン」とのこと)携帯端末の利用レポートをはじめ、床のスクリーンを使った大規模なかるたとり、本物の水面に触れるかのように描き出されるスクリーンなど、「時雨殿」のさまざまな演出が写真と共に紹介されている。

記事では「来場者ミニインタビュー」と称し、実際に「時雨殿」にいた人たちに感想を尋ねたレポートも掲載。本当に老若男女が同館を楽しんでいるようすがわかる。

京都近辺に在住している人以外は、何らかの用事がない限り実際に「時雨殿」に足を運ぶ機会はないだろう。しかし「DSを使った案内端末が使われている」「任天堂のゲーム開発上のノウハウを応用した演出があちこちに用意されている」という話を聞くに及び「でも、行ってみたいな」と考えている人も多いはず(当方含む)。

それらの人たちの「果たせぬであろう願望」の一部でも、今回公開された体験レポートで充足できれば……という考えで今回紹介してみた。もっとも当方の場合、記事と写真に目を通した後、今まで以上に「実際に見てみたい!」と思うようになってしまったのだが(笑)。

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(最終更新:2013/09/11)

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