同サイトで用意されているパーツは確認できる限り8つ。すなわち「Combined dynamics (HTML table)」「Quotes」「Special」「Dynamics (Java table)」「Charts (PNG)」「Ticker tape (Java)」「Dynamics (HTML table)」「Popup quotes」である。

それぞれのパーツの設定は、配色やサイズ、利用する項目を選んだ後、表示されるコードをカットアンドペーストするだけ。登録作業などは必要ないし、無料で利用できる。説明によれば「週末や休日意外は分単位でデータが更新される」とのこと。

利用制限についてだが、「生成コードが書き換えられることなく使用されるのであれば、無料で利用できる」「Akmetersへのリンクは見える形で掲載すること」との説明があり、我々も自由に利用することが可能だ。

設置されている画面などを見る限り、英語表記なのは仕方ないにしても、リアルタイムで表示されるティッカーや相場は非常に格好が良い。表示がカスタマイズできるなど柔軟性に富んでいるのは、特に分単位で変動が行われる外為相場という分野でのネット上の情報配信ニーズが高いことからであろうか。

さて、これらのブログパーツだが基本的にJavaで形成されている。当然表示の際の負担はHTMLなどと比べて格段に重たくなる。設置したページの構成によっては表示自身に時間がかかったり、表示する環境次第で「落ちる」ページを形成してしまうかもしれない。

経済関係のサイトやブログでは、色々な指標を掲載したくなるもの。あまり調子にのって色々と設置すると、肝心な時に表示されなくなったりブラウザが終了してしまうようなページができてしまうかもしれない。ご注意あれ。