ポケモン版「ムシキング」!? AQインタラクティブが『ポケモンバトリオ』発表・7月展開開始
2007年04月12日 08:00
ゲーム開発会社で先日上場したばかりの【AQインタラクティブ(3838)】は4月11日、【タカラトミー(7867)】と共同で、「ポケットモンスター」の新しい業務用子ども向けアミューズメントマシン『ポケモン バトリオ』を2007年7月から導入すると発表した(【発表リリース、PDF】)。
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リリースによると今回発表された『ポケモンバトリオ』は「ムシキング」を筆頭に今ゲームセンター(アミューズメントセンター)などで子どもたちに人気のカードゲーム読み込みタイプのゲームと類しているものの、カードの代わりに直径40ミリ・厚さ3.4ミリのコインのような「パック」を使うという新しいスタイルのアミューズメントマシンだという。想定プレイ価格は1プレイ100円で1パックが獲得できる。
手持ちのパックをゲームマシン上の「場」で移動させてその位置関係がゲーム内容に反映されるあたりは同じくカードゲームの『三国志大戦』と似ているが、『ポケモンバトリオ』では移動させた「パック」にゲーム画面内のポケモンが連動して動くなど、ポケモンの組み合わせやフォーメーションの点で、より豊かな戦略性を体験できる。
「パック」を動かすと画面上のポケモンが連動して移動する。
第一弾におけるパックの販売種類は30種以上。『ポケモンバトリオ』の展開と同時に、「パック」を収納できる「専用パックファイル」をはじめとした関連商品も発売するとのこと。
『ムシキング』や『ラブ&ベリー』の流行を見るに、いつかは必ずポケモン関連の類似ゲームが登場するということは容易に想定が出来たが、カードではなく「パック」という新しいメディアを使うとは想定外だった(元々[任天堂(7974)]ではバーコードを読み込むタイプの周辺機器を発売しており、カードを用いる際にもこれならすぐに「流用」可能)。
また、ポケモン関係のゲーム商品展開では今まで「ゲーム機向けソフト」と「対戦カードゲーム(トレーディングカード)」のラインが存在していた。今後はこれに今回の『ポケモンバトリオ』で3本めの柱が出来ることになる。また、既存の2ラインとの融合(「パック」をニンテンドーDSでも使える周辺機器付のゲームソフトの展開など)も容易に考えられることだろう。
今後の展開に大いに期待したいところだ。
■関連サイト:
【『ポケモン バトリオ』公式サイト(外部)】
(c)2007 Pokemon.
(c)1995-2007 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
Developed by TOMY and AQ INTERACTIVE
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