報道によると対象になるお菓子は「ミルキー」「カントリーマァム」「ルック」など計5品目。ローソンプラスも含めたローソンのほぼ全店舗約8600店で取り扱う。

販売再開にあたってローソンでは4月10日に、商品管理の責任者が不二家の桜井社長から直接向上の衛生管理体制などについて説明を受け、その上で11日には品質管理担当者が不二家の工場を実際に視察。不二家が導入した食品安全基準の「AIB」の運用状況に問題がないことを確認。その上で、お客から販売再開の要望の声もあり、ローソンの新浪社長も「消費者に受け入れられるだろうと判断した」とし、販売再開を決定したとのこと。

デイリーヤマザキの店舗数は2005年末で1854店。それに対してローソンはその4倍以上の8600店。不二家のフランチャイズ店以外の一般コンビニでの販売店舗数が一挙に拡大し、今後他のコンビニが追随するきっかけにもなる。不二家の業績回復にプラスとなることは間違いないだろう。また、不二家のお菓子のファンにとっても嬉しい話だ。