簡単なようで意外に難しい!? 色を合わせて足して10にするボードゲーム「テンプラス」
2007年04月24日 08:00
【学研(9470)】では【学研 サイエンスキッズ】で4月2日から、『テンプラス』のウェブ版を公開している(【該当ページ】)。数字パネルを足して10にして消していくという単純なものだが、意外に戦略性とパズルが高く、時間を忘れてのめりこんでしまう。
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「テンプラス」ではキャッチコピーとして「戦略と発想・頭のよくなるゲーム~読み合いと戦略でオトナも熱くなる!」とあるが、確かにプレイしているうちにそんな気がしてくるような内容。
ルールはそれほど難しくない。最初にスタート地点を決めて、ゲーム開始。すでに取られたパネルがあった場所以外には縦横自由に移動でき(例外として現在位置のすぐ隣が元々移動不可能な「グレーエリア」な場合にはそこを飛び越せる)、移動した先のパネルを自分の持ちパネルとして手に入れることができる。移動を繰り返してパネルを手に入れ、同じ色のパネルの数字がぴったり10になったら、それらのパネルを「消す」ことができ、パネルの「枚数」が得点になる。
また、手持ちの同色パネルの数字の合計が10を超えたり、パネルが取り払われた場所ばかりとなって移動できなくなったらその場でゲームは終了。消した枚数のパネルによったスコアを競っていくというもの。
どのような移動経路で行くべきか、どの順番でパネルを消すべきか、先の先まで読んで移動しパネルを手に入れないと、あっという間に特定の色が10を超してしまいゲームオーバーとなってしまう。同じ色のパネルをどうやって集めていくのか、その順番を色々考えてしまうし、取りたいパネルの目の前にグレーエリアがあって地団駄を踏んでしまうなど、考えさせられるところは多い。
この「テンプラス」、上記リンクにもあるように、元々はパーティーゲームとして用意されたボードゲームから派生している。とはいえ、ウェブ版も十分に面白く、また熱中してしまうのに違いない。ウェブ版は基本的に一人プレイ用だが、通信対戦用のルールを用意したりなどの趣向を凝らせば、立派な販売用タイトルとして(例えばポータルサイトのウェブゲームサービスやニンテンドーDS向けに)提供できるのではないかとも考えられる。
何度かプレイしているうちに「一手戻す機能があれば!」と思うようなミスをしながら、つい夢中になっている自分自身を見つけることができるはずだ。
(最終更新:2013/09/11)
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