[追加]任天堂(7974)、DS売れまくりでまたまた上方修正・さらに増配の可能性を示唆・売上高1兆円に迫る勢い
2007年04月06日 06:30
【任天堂(7974)】は4月5日、先の1月10日に行った【2007年3月期業績予想】について、その時点での想定以上にDSがソフト・ハード共に堅調に推移したことや、為替差益が発生することから、さらなる業績上方修正が行われる見通しであること、そしてその内容に従って配当額も変更される可能性があることを発表した(【発表リリース、PDF】)。
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リリースによればDSソフトやDSハードは好調にセールスを伸ばし、これが貢献して連結売上高は約660億円増加の約9660億円になる見通しとなった。これに伴い、連結営業利益など各種項目も増加することになる。
これとは別に、期末に保有していた未予約の各種外貨建て資産や負債のレートによる評価替えに伴い、前回発表では100億円の為替損失を見込んでいたが今回の見通しでは200億円の為替差益になる(差し引き300億円のプラス)見通しとなった。
任天堂ではこれらの状況の変化を精査し、4月26日予定の決算発表時には利益などの額やその内容について説明する予定だとしている。
任天堂の該当期における見通し上方修正は4回目。今回の修正で連結売上高は当初予想の6400億円から約1.5倍、昨期(平成18年3月期)の5092億円から約2倍に達することになる。それだけ(為替変動はともかくとして)DSの売行きが「想定外」だったということなのだろう。
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