バナー広告の表示回数上位はヤフー・リクルート・富士通の順、ヤフーは月間2.3億インプレッション

2007年04月23日 06:30

インターネットイメージインターネット上のリサーチ事業を行う【ビデオリサーチインタラクティブ】が3月1日から3月31日までに行った調査によると、バナー広告の表示回数計測においてトップとなったのは[ヤフー(4689)]で、月間2億3279万インプレッションであることが明らかになった。

スポンサードリンク

「インプレッション」とは「広告の表示回数」のことで、「ページの表示回数」とは別のもの。広告が1ページに2つ掲載されていれば、そのページの閲覧一回で「2インプレッション」、3つあれば「3インプレッション」となる。

今回明らかになったデータは同社の公式サイトのトップページに掲載されているもので、それによるとトップのヤフーが2億3279万ページインプレッション(≒表示回数)。次いでリクルートの1億7549万ビュー、【富士通(6702)】の9742万、【日本航空(9205)】の9074万、【ソフトバンクモバイル(9984)】の7007万と続く。

【解説ページ】によればこれらの数字はロボットプログラムで計測したのではなく、複数の端末からブラウジングを定期的に行い画像データを収集し、データを集計。ページビュー数などから計算を行い、推定インプレッションを算出するという。

例えばヤフーのトップページのように、1ページに多数の広告が掲載されている場合、ページビュー数との比例関係はあるものの、他の媒体との比較は一概には難しい。とはいえ、広告出稿側からすれば「どれだけ広告が表示されうるのか」は気になるデータといえる。新聞に例えると「ユニークアクセス数」が購読者数、「ページビュー数」が全購読者が読む新聞ページ数(購読者数×その新聞のページ数)、そして「インプレッション数」が読者の目につく広告の枠数(購読者数×その新聞のページ数×1ページあたりの広告枠数)となるからだ。

なおポータル系のヤフーはともかく、リクルートや富士通、日本航空のインプレッション数が高いのは意外といえる。これは例えばリクルートなら【リクナビ】をはじめとする、利用者が多いサイトがその属性別に多数用意されていて、そのサイトに多数の広告が掲載されていることが影響しているのだろう。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ