任天堂2007年3月期決算発表、売上高1兆円にわずかに届かず

2007年04月26日 19:30

株式イメージ[任天堂(7974)]は4月26日、2007年3月期決算短信を発表、同期における売り上げ高が9665億3400万円と、わずかに1兆円に届きはしなかったものの、前年度比大幅増になったことを発表した(【発表リリース、PDF】)。当期純利益は1742億9000万円。好調な業績を受けて期末配当も前回予想の410円から620円と大幅に引き上げ、年間配当を480円から690円へと上方修正した。

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任天堂の2007年3月期の事業成績は売上高が9665億3400万円(前年同期比89.8%増)、営業利益が2260億2400万円(同150.2%増)、経常利益が2888億3900万円(79.7%)、当期純利益が1742億9000万円(77.2%増)となった。

また、来年度の業績予想について、通期での売上高予想は1兆1400億円と今年度は達成できなかった1兆円超を想定している。そして具体的な事業については今年度以上にニンテンドーDSの普及とWiiの通期にわたる業績寄与などに期待しているものの、利益予想そのものは控えめな数字に設定している。

ニンテンドーDSの両機種が出たことで、任天堂のビックサプライズ2本柱が出揃ったことになり、来年はよほどのことがない限り今年のように業績が大躍進することはないだろう。しかし両方の柱がより太く成長し底支えをし、じわりじわりとその成果が出てくるものと思われる。

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