10円肉まん(肉まんテン)
2007年04月21日 19:50
「Garbage Shot」第六十三回。今回は以前【10円肉まん「肉まんテン」15日から発売開始・今日から通販もOK】などで紹介した、【香港厨師会】の「10円肉まん」こと「肉まんテン」。通販での取り扱いが開始されたということで、早速オーダーして試食レポートを。
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「10円肉まん」こと「肉まんテン」は先に報じたように、「10円まんじゅうブーム」で過熱している「一口サイズで御代もミニサイズ」な菓子シリーズの新商品として登場したもの。素材を吟味し、極力添加物を使わない、食へのこだわりが貫かれているという話だ。天然酵母を用いた生地には話題の黒ゴマをちりばめ、自然のしっとり感を加えるために、さといもを使った特許が応用されているとの話もある。写真を見た限りでは普通の肉まんにあるような真っ白な生地ではなく、うっすらとした灰色っぽい色に、ゴマの点々が無数にちりばめられている。
左から順に「抹茶つぶあん」「肉まんテン」「黒糖まんじゅう」
せっかくなので今回は、香港厨師会の10円シリーズ、「肉まんテン」「黒糖まんじゅう」「抹茶つぶあん」の3タイプを1袋ずつ注文。それぞれ50個入りで1袋税込みで500円なので1個あたり10円の計算。しかし手数料や輸送料などで結局1個あたりの価格が20円近くとなってしまう。現地での直買いが出来ない以上、仕方のないお話。
荷物は冷凍便で届けられ、宅配の人いわく「早めに冷凍庫へ」とのこと。早速冷凍庫に入れ、一部を取り出してみる。なお袋にはチャックの筋があるので、中身をいくつか取り出した後も密封できる仕組み。
左から順に「黒糖まんじゅう」「抹茶つぶあん」「肉まんテン」
主要スペック(笑)としては、重量が一つあたり10グラム、サイズは高さが25ミリ、直径が35ミリ。500円玉を一回り大きくした程度、と表現すれば分かりやすいだろうか。二種類のおまんじゅうはともかく、「肉まんテン」は普通の肉まんのまっさらな生地のイメージが強いので「肉まん……!?」というい感じがする。
公式サイト上の説明では自然解凍すれば食べられる、とあるが、せっかくだから電子レンジで一分強ほど温めた上で食べてみる。生地がほくほくになり、湯気が立ってくる。
肉まんテンの断面図。具がぎっしり詰まっているのが分かる
中を開けて見て改めてわかったのだが、言葉どおり「ぎっしりと」具が納められている。食べてみると歯ごたえが意外に強い。公式サイト上には色々と材料を吟味したとあるが、具の味は例えるなら「ヤマザキの中華まん」シリーズの肉まんのそれに近い気がする。それよりも肉のボリューム感がやや大きいというところか。
具の量が多すぎるせいか、電子レンジで一度目に温めた時には、底の部分がお皿に張り付いてしまい、オマヌケな形になってしまった。これは肉まんテンだけに限らず「黒糖まんじゅう」「抹茶つぶあん」にも見られた現象。サービスのあまり生地の部分が薄すぎたのが原因だろうが、あらかじめ温め用のお皿に薄く水を敷いておくとこの「底破れ現象」は防げるようである。
サイズは先のスペック通りとても小さく、一口でぱくりと食べられてしまう。通常のコンビニに売っている肉まんの価格分10個も、あっという間に食べ終えてしまうだろう。飛びぬけて美味しい、というほどのものでもないが、それなりに食せる味には違いない。
それよりこのサイズが非常に「危険」で、気が付けば何個食べたか分からないという、10円まんじゅうシリーズと同じようなリスクがあることに注意されたい。いや、ホント、お気をつけあれ(笑)
ちなみに冷凍庫に保存すれば、一か月ほどは美味しくいただけるとのこと。「黒糖まんじゅう」「抹茶つぶあん」「肉まんテン」をセットにしてまとめて購入しておき、お客様が見えた時やイベントで出してみると、きっとウケることだろう。
(最終更新:2013/08/21)
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