らくらくホンシリーズの累計販売台数、1000万台を突破
2007年04月25日 06:30
【NTTドコモ(9437)】は4月24日、シニア層向けを基本コンセプトに据えた携帯電話シリーズ【らくらくホンシリーズ】の累計販売台数が2007年4月22日で日本全国において1000万台を突破したと発表した(【発表リリース】)。
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「らくらくホンシリーズ」は操作を簡単にした、シニア層が利用することを想定して作られた携帯電話シリーズ。1999年10月に「P601es」を発売してから、mova4機種・FOMA5機種、あわせて9種類が発売されている。
このシリーズの基本機能は「事前登録した3件の電話番号に1つのボタンで発信できるワンタッチボタン」「文字が大きくて見やすい」「音声読み上げ機能」がある。
「らくらくホンシリーズ」1000万台までの歩み
ドコモ側では「今後も、「しんせつ」「かんたん」「見やすい」「あんしん」「おまかせ」のコンセプトのもとに、らくらくホンシリーズはだれにでも使いやすいケータイへと進化していきます」と言及し、「らくらくホンシリーズ」を今後も大規模に展開していくとしている。
「らくらくホンシリーズ」がここまで躍進した背景には、「携帯電話は欲しいが機能が多くて覚えきれない、分からない」というシニアのニーズが存外多いという事実がある。シリーズの中には音声通話だけに機能を絞ったシンプルタイプ「らくらくホン シンプル」というものすらあることからも明らかだ。
今後日本の高齢化社会が進行するにつれ、「らくらくホンシリーズ」のような、シニア層向けの商品開発がより一層重要視されることだろう。
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