「みんなの議案評価」では、ヤフーIDひとつにつき、1議案に1回だけ「賛成」「条件付賛成」「どちらでもない」「反対」の4段階で賛否を主張することができる。さらに各議案への評価コメントをタイトル20文字以内、本文2000字以内で書き込むことが可能。そして他のユーザーの投稿した評価に対しても「支持する/しない」を送信できるため、各投稿者の意見に対するほかのユーザーの支持率を見ることまでできる。

これら投票されたデータは集計され、各議案の支持・不支持の割合がグラフで映し出されるため、参加者らがそれぞれの議案についてどのような意見をもっているのかが一目で分かる。

日本国憲法の改正手続に関する法律案。各党の主張や利用者の意見、傾向などが分かり、非常に興味深い。

各議案に関しては、投稿に参加しているすべてのユーザーの賛否の割合をグラフで表示するため、ユーザー全体で議案がどのように支持されているかをひと目で確認可能。

なお、「みんなの議案評価」では一般ユーザーからの投稿評価だけでなく、政党レベルでのコメント、議員コメント、各政党の賛否主張、有識者・有識機関などからの評価や意見も掲載する。

また、今記事の調査中に気が付いたのだが、ヤフー内株式関係のサイトではすでに導入されている、「このページを見た人は次のページも見ています」という、読み手からの関連情報機能がこの「みんなの政治」にも追加されていた。具体的には、特定議員のページを閲覧するとその下に、「上記議員のページを見た人は、以下の議員のページも見ています」という表示と共に上位三名の議員が表示される。

ためしに自民党麻生太郎氏を選択したところ、青木幹雄氏・安倍晋三氏・小泉純一郎氏の三議員もよく閲覧されている、との結果が出た。

ためしに自民党麻生太郎氏を選択したところ、青木幹雄氏・安倍晋三氏・小泉純一郎氏の三議員もよく閲覧されている、との結果が出た。色々と「話題の議員」を選択し、関連すると皆に思われている議員をピックアップしてみるのもおもむき深いものがあるだろう。

物議をかもしたり注目を集める議員も多いだけに、議員単位へのツッコミや評価などもできる機能や、政治関係ニュースにどの議員が関与しているかの関連リンク・その記事情報において各議員への支持・不支持を投票する機能もあると、より「参加感」をダイナミックに感じることができると思うのだが、どうだろう。