ハドソン、Wiiでもパズルゲーム「SUDOKU 数独」を3月21日に発売
2007年03月13日 06:30
【ハドソン(4822)】は3月12日、同社が各機種に発売している思考パズルゲーム数独を[任天堂(7974)]の新世代家庭用ゲーム機Wii向けに移植した『SUDOKU 数独』を3月21日に発売すると発表した(【発表リリース、PDF】)。3990円(税込)。
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「数独」とは数字を並べていく知的パズルゲームのことで、ルールも「縦・横の各列及び、太線で囲まれた3×3のブロックに同じ数字が入ってはいけない」というシンプルなもの。1970年代から米国のパズル雑誌が「ナンバープレイス」の名前で掲載を開始。日本のパズル会社【ニコリ】が、「数字は独身に限る(1桁の数字しか使えない。2桁だと2つの数字になり「独身」では無くなる)」というところから「数独」と名づけたのこと。
日本では大ブームにはいたらなかったが、その一方海外ではファンが個人サイトを作り、さらにイギリスのタイムズ紙に持ち込んだのがブームのきっかけとなり、大人気を博している。各紙が「SUDOKU(数独の英語表記)」紙の充実さを競い合い、教師向け雑誌で「頭に良いパズル」と紹介されたことも人気の後押しをした。アメリカでもそのブームはたちまち加熱し、クロスワード・パズルが広まった時以来の加熱ぶりだという。
今回発売されるWii版では初心者向けの「れんしゅう」モードも含めた4モードの、二コリ公式問題600問を収録。体験型チュートリアルとあわせ、はじめて「数独」を遊ぶ人にも懇切丁寧に教えてくれるという。2人で遊べる対戦モードもあるほかに、自分で新しい問題を考えて登録する機能もついている。
すでに「数独」そのものは携帯ゲーム機のDSやケータイ版もあわせ、多種多様な機種で発売、サービス提供が行われている。それらの機種で堪能している人は必要ないかもしれないが、Wiiが「家族であそぶエンタメマシン」という地位を確保している家なら、「みんなで楽しく知的パズルを」という趣旨でチェックしてみるのもよいだろう。何しろルールが簡単で誰にでもすぐに挑戦でき、しかもそれなりに頭を使うのはポイントが高い。きっと皆で騒ぎながらプレイできるに違いない。
(C)2007 HUDSON SOFT c2007 nikoli
(最終更新:2013/09/12)
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