日本語版としては初の『セカンドライフ』のガイドブック『セカンドライフの歩き方』発売開始

2007年03月29日 08:00

『セカンドライフ』イメージ先に【「セカンドライフ」公式ガイドブック(英語)発売】でお伝えした、多人数同時参加型コミュニティネットワークソフト【セカンドライフ(Second Life)】のペーパーブック『Second Life: The Official Guide』に続き、日本国内向け・日本語筆記によるものとしては初の『セカンドライフ』のガイドブック『セカンドライフの歩き方』が3月26日に発売された。1260円(税込)。

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今書はデジタルハリウッド大学大学院の教授で、『セカンドライフ』に精通しているとされる三淵啓自氏によるもので、操作ガイドをはじめ「知る」「楽しむ」「体験する」「理解する」という4つの観点から、『セカンドライフ』をていねいに紹介。さらに日本人向けのオススメスポット、ビジネスなどの点における現状や展望、ガイドラインも掲載されているとのこと。

ただしあくまでも入門書なので、ゲームを「見て楽しむ」のではなく「クリエイターとして楽しむ」には必須となるオブジェクト・スクリプトについてはほとんど説明がなく、その点を期待している人には少々物足りないかもしれない。

とはいえ、「日本語の書籍」としては初の『セカンドライフ』関連書籍。ゲームそのものが気になる人にとって、要チェックな一冊といえるだろう。

ちなみに洋書のペーパー・ガイドブックだが、先日諸般の事情で実際に購入して中身を確認してみた。ゲーム関連のペーパーブックはかつて色々と集めていたものだが、構成的にはその当時と何らかわらないもので少々安心した。インタビュー記事あり、歴史あり、CD-ROMでのオマケありなど、非常に内容に富んだものとなっていた。

ただやはり英語表記なのがハードルを高くしており、日本人の我々にとっては「気軽に読める」とは言いがたい。その点今回の「セカンドライフの歩き方」は読みやすさという点ではポイントははるかに高いといえよう。


(最終更新:2013/09/11)

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