前半は単なる質疑応答に
選択肢を選んで回答、
後半は時間制限での
暗記や見極めクイズ形式。

「脳的お仕事診断」の研修には、神経内科を専門としている医師で作家も兼ね、映画監修や医療番組の企画なども行っているタフガイの米山公啓氏(【プロフィールページ】)。診断そのものは「脳年齢診断」と「お仕事診断」に分かれており、脳年齢そのものと、被験者の行動や考えを示す脳の特徴が分かる、という。

試験はすべて知能テストのようなもの。前半は単に質疑応答タイプのものだが、後半は暗記問題など、時間制限付の知的クイズの様相を呈している。全部で15問程度の問題でそれほど細分化したデータが分かるのかどうかは不明だが、ある程度体系立てた概要的な傾向は把握できるのだろう。

前半部分の設問から導き出される「脳年齢診断」では、右脳左脳の能力を測定し、最初に入力した年齢と比較し、実年齢より脳年齢が若いかどうかやワンポイントアドバイスを得ることができる。イーキャリアの会員となり、ログインすると、詳しい脳のタイプや仕事の適正、さらにはそれらのデータから導き出されるベスト3のお仕事が詳細な解説つきで読めるようになる、という仕組み。

実際当方は転職云々は必要ないし(笑)、ぴったりの仕事についてもこれまで色々なところで調べているので脳年齢だけで十分だったが、やはりDSの『脳トレ』でさらにトレーニングした方がいいのかな、と思わせるような結果が出た(一応「実年齢より若い脳です。脳を活性化できるいい環境にいるようですね。十分、自分の能力を発揮できるでしょう。今のような環境を維持してください。他の人より好奇心が旺盛なので、自分の好きなことをやって行けば、さらに脳は活性化され、思ってもいなかった能力を発見できるでしょう」という評価はいただけたが)。

なにしろ無料で挑戦できるし、登録しなくとも脳年齢の簡単な測定はできるので、機会があれば試してみるのも良いだろう。