メタボと踊る!?「杉並ウエストサイズ物語」コーナー開設
2007年03月13日 20:00
【杉並区】は3月11日、会社帰りや買い物時に内臓脂肪や血圧チェックを行い、区民が気軽に健康管理ができるようにと、スーパーや郵便局など37か所に血圧計や内臓脂肪計測機を設置した(【発表リリース】)。杉並区ではこの試みを「杉並ウエストサイズ物語」と称して利用を勧めている。
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この「杉並ウエストサイズ物語」プロジェクトでは、杉並区が区役所や区民センター、保険センター以外に商店会や公衆浴場などの協力を得て、公衆浴場や商店街の事務所・町会会館・郵便局などに、血圧計や内臓脂肪計測機を設置している。体組成計では体脂肪だけでなく内臓脂肪や基礎代謝まで表示される。身近なところで健康管理用の危機を設置することで、食生活の見直しや活動的な生活習慣を身につけ、区民の減量と健康管理につなげようという狙い。
「杉並ウエストサイズ物語」での体脂肪計と血圧計。ネーミングセンスには(以下略)
なお計測コーナーでは単に計測してもらうだけでなく、減量に役立つ食生活や運動のヒントをまとめたパンフレットも配布するとのこと。
公衆浴場には昔から体重計と身長計がセットで設置してあり、体重や背の高さの変化に一喜一憂するというシーンがよく見られたもの。21世紀の最先端を行く銭湯では、体重計もハイテク化して内臓脂肪計測機に代わり、血圧まで測れるようになっただけでなく、減量指南のパンフレットまで手にとることができるという至れり尽くせりということのようだ。
余談だが、「杉並ウエストサイズ物語」の名前はもちろん名作ミュージカル「ウエスト・サイドストーリー(物語)」からもじったものである。センスはともあれ、インパクトの強さでは最強だろう。
(最終更新:2013/09/12)
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