ベクトルが『セカンドライフ』内で企業の情報発信支援センターを開設
2007年03月07日 06:30
企業の宣伝広報活動を手がける広告代理・企画会社の【ベクトル】は3月6日、多人数同時参加型ネットワークコミュニケーションゲーム【セカンドライフ(Second Life)】内において「Second Life PRESS CENTER」を設立、『セカンドライフ』内における企業の情報発信やPR活動を支援していく事業を3月12日から開始すると発表した(【発表リリース、PDF】)。
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ベクトルでは元々業務として各社の商品発表をはじめとしたイベントの企画、実施運営を行っているが、今回の「Second Life PRESS CENTER」設置により、その活動を『セカンドライフ』内でも推し進めていくことになる。具体的には「商品発表会などのPR イベント企画・実施運営をはじめ、その内容を映像化して現実世界の動画サイトで放映するなど、仮想世界と現実世界を連動させ、企業の情報発信をサポート。実施内容を現実世界のメディアに発信するPR業務も掛け合わせるなど、PR会社としての利点を生かした包括的な情報発信サービスを提供していく」。
要は、イベント企画の立案と展開を『セカンドライフ』内でも行うのみならず、従来の事業フィールドである実世界でのイベントとの連動も行うというもの。
『セカンドライフ』内でこのような事業所を設置して告知する場合、他のリリースと大きく異なるのは、サイト上の情報で直接その場所への誘導ができること。今回の「Second Life PRESS CENTER」の場合だと【実際にはこの場所へ行けばよい】というように、URLで場所を指定できる。『セカンドライフ』をインストールしていない端末でも上部からの様子が確認できるし、インストールしてあればそのままその場所へおもむくことが可能。
ベクトル側では『セカンドライフ』が「今後極めて重要なビジネスインフラに成長する」と判断して今回の進出を決めたとコメントしている。
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