ヤフーファイナンス、さらにリニューアル・デザイン大幅刷新
2007年03月02日 06:30
【Yahoo!ファイナンスに新機能、Javaを用いた高性能チャートでトレンドラインも引ける!】や【ヤフーファイナンス、今度はトップページデザインを微妙にリニューアル】をはじめ、こまめな改編、リニューアルを行う【ヤフーファイナンス】だが、先日3月1日、大幅なデザインの刷新が行われた。機能的にはほとんど変わりがないが、見た目はまったく別物のようなイメージ。何の予備知識も無くぱっと見せられると、別サイトに行き間違ったのでは、と思うほど。
スポンサードリンク
ヤフーは(上場などの件もあわせ)日本でもっとも多くの人に知られている検索エンジンの一つで、そのファイナンス(投資・財務)部門の専用コーナーであるだけに、恐らくは日本で一番多くの投資家が参考にしているサイトであろう。そのプレッシャーがあるからなのか、それとも「日本で一番使われている投資サイト」という自負があるからなのか、あるいは最近国内外で無料情報ファイナンスサイトが充実してきたことに競争心がかられているのか、ここ一、二年の間にさまざまな機能改善や追加が行われてきた。
今回は主にビジュアル面での変更。項目の表示がテキストのまっさらベースから枠組みでグラフィック化されるなど、濃い青を基調としたメタルチックな印象が強くなっている。
ポートフォリオに登録した株価一覧。
個別銘柄。「こんな銘柄も見ています」に加え、今流行のタグクラウド形式による検索率上昇ランキングまで表示されるようになった。
グラフィック化され見た目がよくなった以外に、機能的にもいくつかプラス面が見て取れる。例えば個別銘柄名の横には前日比ベースでの株価の変動について矢印で表記が行われているので、ぱっと見で株価動向がわかる。また、「関連情報」の部分はこれまでテキストで該当する項目がある場合のみ一覧に加わっていたので変則的な並びとなり比較がしにくかったが、今回の変更で各項目がきれいに並べられ、該当しないものはクリックできないようになっているので、一列に並んだ項目のある無しでチェックができるようになる(特に「ニュース」「優待」の部分)。これはありがたい。
ヤフーファイナンスのデータを用いて色々と計算などをしていた人には、今回の表示形式変更で、色々と大変なことになっているかもしれない。主要部分の表示変更は、ここ数年行われていなかったからだ。「天下のヤフーだから変更など無いだろう」という考えがあったのに違いない。
しかし競争が激化する昨今においては、ヤフーですらこのような努力が必要になる、ということなのだろう。
(最終更新:2013/08/22)
スポンサードリンク
ツイート