いまだに長蛇の行列を作るDS Lite・ニンテンドーDS Liteに関する調査結果
2007年03月24日 19:30
2006年の3月2日に発売されてから1年が過ぎた、[任天堂(7974)]の携帯ゲーム機DS Liteだが、いまだに品不足の状態は続いている。アマゾンジャパンでは据え置き型家庭用ゲーム機Wiiと共に品不足・高値のままだし、先日【もじぴったんDS】のダウンロードをしに近所の【トイザらス(7645)】内のDSステーションにおもむいたところ、200人近い「DS・Wii購入希望者の行列」が出来ていた。店員に話を聞いてみると、通常毎週土曜日の入荷日にはいつもこれくらいの行列が出来ているという。そのような「DS Lite不足」が続いていることを裏付けるデータが【Japan Internet Com】に掲載されていた。
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調査対象は20代から60代までの男女330人。やや調査数が少ないようにも思われるが、年齢・地域が散らばっているのでそれなりに確証の持てるデータではあるだろう。
さて、まず「DS Liteを持っているか」という問いには26.1%が「はい」と回答。これは前回の2.6%から大幅に上昇。ただ、入手の際に苦労したか否かには半々で「苦労した」「しない」とあり、単なるゲーム機の入手にしては、少々苦労の度合が大きいことが分かる。
次に、持っている人・いない人両方に「どう思うか」についてたずねたところ、「持っていない・欲しいと思わない」が23.0%に留まり、「欲しいので購入予定」10.3%「欲しいが購入予定はない」29.7%と、「持っていないが欲しい」と思う人は全体の4割近くを占めている。
ただ、入手の困難さが報じられているのを目にしたり、さまざまな理由によって、「今持っていなくて、将来DS Liteは欲しい」と思っている人のうち3/4までもが「購入予定はない」としているのが分かる。仮に供給が十分になされた場合、この3/4のうちどれくらいが「購入する予定」に移るのかが気になるところだ。
最後に、当方(不破)もみかけたように、いまだに入手困難に見えるDS Liteについて、一年前と比べて入手しやすくなったかどうかについてたずねた結果。
DS Liteについて、一年前と比べて入手しやすくなったかどうか。
「だいぶ」と「多少」とをあわせ、半数近くが「一年前と比較して状況は改善した」と感じているものの、7割近くがいまだに「入手が困難」と実感しているのが分かる。
どんな場所にいても購入できる通販サイトでの購入は相変わらず困難で、オークションでは定価以上の値がつけられていることもしばしばなDS Lite。しかし元記事や当方の体験談にもあるように、きちんと情報を集めて事前調査もし、多少の時間をかければ手に入れることは不可能ではない。
「そこまで苦労しないといけないのなら、まだ手に入れなくてもいいや」と思うかもしれないし、そう思う人たちが「欲しいが購入予定はない」の29.7%の大半を占めるのだろう。ただ、やはりそのような状況がイヤだと思いながらも手にする必要がある人もいるに違いない。そんな時にはやはり地道に足を使い、近所のリサーチを重ね、「DS Lite購入達成」という成功を収めてほしいものだ。
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