「全国桜最前線」では各地のケーブルテレビ(CATV)のネットワーク網を用い、CATVエリア内の桜の名所35か所以上にウェブカメラを設置、ライブ映像を配信。利用者はネット経由でいつでも桜の開花状況を「現場の様子で」確認できる。

中海テレビ放送の湊山公園を見てみる……が夜桜というかまだ夜が明けていないので講演の灯りがぼんやりと見えるのみ。とほほ。

また、各CATV局の地域情報番組やユーザーから投稿された桜の写真を掲載するコーナー、名産品プレゼント情報、桜の開花状況を伝えるブログの公開、全国400か所以上の桜の名所の詳細データ(写真、桜の本数･種類、来訪者予想数、トイレの数など)などが用意されている。

さらに携帯向け情報配信を試験的に行うとし、桜の静止画配信、地域情報番組の動画配信、名所情報などが提供される(【携帯サイト】)。CATVの自主制作番組の携帯への長時間配信は国内初の試みとのこと。

桜が散ってしまえば存在価値が無くなるため、「全国桜最前線'07」は5月末までの期間限定開催となる。お花見の場所を探している人にはもちろん、桜の風情を楽しみたいがお花見に行く時間的余裕が無い人や花粉症でとてもムリ、という人にもお気に入りのサイトとなるだろう。