男性フリーターの貯金は47万円、貯金が無いのは2割強
2007年03月06日 08:00
元プロ野球選手新庄剛志氏の「イッシンジョーの都合により~」というコマーシャルで有名な人材サービスの【インテリジェンス(4757)】は3月1日、アルバイターと学生の金銭感覚に関するアンケート調査結果を発表した(【発表リリース、PDF】)それによると学生・フリーターあわせて74.0%が貯金をしていると答え、男性フリーターでは平均47万1586円の貯金を持っていることが明らかになった。
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今調査は現在アルバイトをしている約1000人を対象に2007年1月22日から29日の間に調べたもので、俗に言う「フリーター」と「学生」が調査対象となっている。それによると貯金をしている人は全体で74.0%。もっとも多いのは学生女子で81.2%、ついでフリーター女子の78.0%、学生男子75.6%、フリーター男子58.0%となっている。フリーターも学生も、男性より女性の方が貯金をしている割合が多いことが分かる。
貯金をしているか否かと平均貯金額
しかしこれが貯金額(0~600万円に限定)すると逆転する。フリーター、学生どちらとも女子より男子の方が平均貯金額が多いという結果が出ている。これは「男子の方が女子より貯金に対して堅実・ルーズが両極端」と見ればよいのだろうか。
また、一か月のアルバイト収入も女子より男子の方が多い結果が出ている。ただしその差は貯金額平均よりもわずかなもので、「貯金をしている男子の方が女子よりも堅実」ということになるのだろうか。
一か月のアルバイト収入
ただ最近では学生(特に大学生)の間でも投資に興味関心を持ち、実際に少額ながらも投資を実践している人も多いと聞く。貯金イコール貯蓄額の多さ、と一概にとるのはいささか問題があるのかもしれない。今後、今後機会があれば当サイトでも本格的に読者へのアンケートを行ってこのあたりをリサーチしてみたいものだ。
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