三菱東京UFJ銀行、カブドットコムへの出資比率引き上げで個人向け証券業務拡大・NHK報じる

2007年02月23日 06:30

NHKは2月23日、【三菱東京UFJ(8306)】が現在単独で16.3%、グループ会社とあわせると30%近い株式を保有しているインターネット専業証券会社【カブドットコム証券(8703)】に対し、出資比率を引き上げ、個人向け証券業務を拡大すると報じた。

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三菱東京UFJ銀行はグループの信託銀行である三菱UFJ証券(10.6%)などと共に、あわせて30%近いカブドットコム証券の株式を保有している。NHKでは関係者の話として、保有比率を引き上げるため近くTOB(株式公開買付)を行う方針を固めたとしている。そしてカブドットコム証券への経営関与を強め、個人投資家の増加によって拡大している、ネット証券業務を強化する方針だという。

さらに三菱東京UFJでは、【松井証券(8628)】との資本提携も検討していると報じた。

今回NHKが報じた三菱東京UFJの動きが事実であるとすれば、【みずほ証券(8411)と新光証券(8606)「対等の精神で合併」・正式発表】に続き、銀行大手とネット証券を巻き込んだ大規模な業界再編の動きが加速するものと思われる。

[追記]
[このリンク先のページ(tokyo-np.co.jpなど)は掲載が終了しています]によれば「傘下におさめる方向」「現在筆頭株主の伊藤忠はTOBに応じる予定」「カブドットコムはTOBに合意しており友好的買収になる」と報じている。

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