これは【newsing】において指摘があり、確認が取れたもの。ブログサービスのトップページは大抵において各サービスが管理しているブログたちの最新情報や各種サービスのお知らせなどを掲載し、サービス利用者はもちろん、サービスを使おうかどうか検討している人が概要を把握できるシステムになっている。

ところがアメーバでは基本としてログイン用の画面のみ。過去データが取得できないのでいつからこのようなスタイルになったかは不明だが、少なくとも【Alexaの紹介ページ】には他のブログサービスと同様の画面が見受けられるので、切り替えはそれほど昔ではないことが分かる。

アメーバ(アメブロ)の2月20日時点でのトップページ。ログイン画面だけで、まるでSNSのサービスサイトトップページのようだ。ちなみにうろちょろしているマスコットキャラクタを4回クリックすると新規登録画面に強制移行するという「親切」ぶり。

ちなみにこちらは
FC2ブログとヤフーブログ。
違いが一目瞭然。

他のブログサービスと比べると個性的であり印象深いという意見もあるが、情報提供や親切さという観点では明らかに問題がある。一応「ログインしたらこんな感じ」というメッセージで誘導する、Flash動画によるガイダンスはあるが、そこまで深い興味を持つ人ははじめから登録しようと考えるだろう。

どのような意図があるのか不明だが、これではSNSのトップページと何ら変わるところはない。「好意的に見る人」と「見ない人」では明らかに後者の方が多いだろう。むしろ「なにこれ分かんないから別のところに行こう」とスルーしてしまう人がほとんどのはずだ。

あるいはアメーバではロイヤリティ(忠誠心)の高いユーザー、ユーザー予備軍に限定して集客を行うという、お客の選別をこのような仕組みで試みているのかもしれない。その推測が正しいとすれば、チャレンジャー精神おう盛な、という観点で評価することができるだろう。

※2013.06.19.
当サイトの調査結果では、好印象6票、悪印象84票、どちらでもない18票という形になりました。