マクドナルドの三角チョコパイ

2007年02月27日 23:59

マクドナルドの三角チョコパイイメージGarbage Shot」第五十五回。今回は【メガマック攻勢で勢いづいている】【マクドナルド(2702)】の新メニュー、「三角チョコパイ」を紹介。

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マクドナルドは最近においては「客単価を押し上げる高額商品の展開」と「集客のための低価格商品の提案」の両面戦略を展開している。今回紹介する「三角チョコパイ」はその後者の最前列に位置する商品で、「100円マック」という名称で販売されているシリーズ商品の一つ。「100円あったらマックに行こう♪」といったキャッチコピーのアレだ。電車内広告でもしばらくの間シルエットのみで「近日新商品追加!」というキャッチコピーと共に紹介されていたため、「いったい何が登場するのか」と期待していたのだが、その期待に応えるだけのものかどうか、確認確認。

三角チョコパイ。左のようなパッケージに入っている
三角チョコパイ。左のようなパッケージに入っている

公式サイトの説明では「100円マックの三角パイが、チョコレート味になりました! ココアを練り込んだサクサクのパイ生地の中から、香ばしいアーモンドの入ったあったかチョコレートがとろーり(後略)」とある(元々三角パイはマロンパイとして発売されていたが、その後釜についたようだ)。

サイズは手にちょうどおさまるくらい。色が違えばはんぺんのようにも見える。
サイズは手にちょうどおさまるくらい。色が違えばはんぺんのようにも見える。

スペック的(笑)には形は二等辺三角形をしていて、長辺は140ミリ、短辺は90ミリ、厚みは30ミリ。重さは正味60グラムほど。幾重にもパイの層が重なって構成されており、内部にアーモンド入りの溶け気味なチョコレートが納められている。

一つ断面図。幾層ものパイ生地の内部にチョコレートがあるのが分かる。
一つ断面図。幾層ものパイ生地の内部にチョコレートがあるのが分かる。

具体的に食べてみた感想だが、出来立てで中のチョコレートがかなり溶け気味の場合、パイ生地に微妙に浸透して口の中で「さくさく感」と「とりーろ、はふはふ(熱いので)感」がマッチし、美味しさのハーモニーが味覚を刺激する。チョコって温めて溶かすとパイにこれほどまでに合うのか、とちょっとした驚き。チョコの中に入っているアーモンドが歯ざわりにアクセントを添えるのも粋なもの。

ただ難をいえば、同じパイ製品であるアップルパイと同様、パイ生地部分の油が多少キツいようだ。パイとチョコの味わい以外に油分特有のべたべた感が両方の味のコラボレーションに割って入ってしまい、味の握手を邪魔する形となっている。調理の工程上仕方ないのかもしれないが、もう少し油のべたつき感を抑えるように揚げることができれば、もっとおいしいものに仕上がるだろう(あるいは自宅に持ち帰った後、油抜きのために温め直せばよいのだろうか)。

実際にはこのように、厚紙製の入れ物から少しだけ出しつつほうばって食べるのだろう
実際にはこのように、厚紙製の入れ物から少しだけ出しつつほうばって食べるのだろう

また、内部のチョコレートは三角チョコパイ自身を口に納めてかみしめるため、歯でかむとパイが押しつぶされ、中のチョコがはみ出る形となる。これもアップルパイ同様に、食べる時に気をつけないと、このチョコがパイから落ちて、えらいことになる。

とまぁいくつかケチもつけてしまったが、お手軽なほかほかスイーツとしては比較的ポイントは高い方ではないだろうか。100円マックのレパートリーとして、チェックしたい一品には違いない。

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