ゲームソフトランキング更新・トップは格闘ゲームの雄最新作
2007年02月17日 12:00
メディアクリエイトが発表した2007年2月5日~2月11日の週間ソフト・ハードセルスルーランキングによれば、今週のトップには3D系格闘ゲームの代表作の一つである『バーチャファイター』シリーズの最新作『バーチャファイター5』がついた。プレイステーション3のスペックを思う存分使いこなしたリアルな人物描写とバトルフィールドが狭いがゆえの白熱した格闘戦が楽しめるだけあり、プレステ3ユーザーからは評価も高い。『バーチャファイター』シリーズの10周年記念として発売されていた、プレステ2用の「Virtua Fighter 10th anniversary 復刻版」がついているのもお買い得感高し。
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第二位には第一位の『バーチャ5』同様に熱い対戦プレイが楽しめる『Wiiスポーツ』が。ハード発売元がこんな作品出したらサードパーティーは立つ瀬がないだろう、というくらいによく出来た、初心者のツボをついている一作。Wiiをゲーム端末としてではなく、室内スポーツのツールとして認識することができる。
第三位には『はじめてのWii パック』が。標準装備のゲーム機用コントローラーとしては特異な位置づけにあるWiiコントローラーの使い方に慣れてもらうため、さまざまな操作を堪能できる9種類のゲームを収録。本来ならこういうソフトはチュートリアルとしてWii本体に付属させてもいいのでは、と考える向きもあるが、別売りとはいえハード提供メーカーがこのようなソフトを出してくれるだけでもありがたいというもの。
第四位は久々の上位入り『東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング』が。特に携帯ゲーム機で一つのムーブメントと新ジャンルを構築した「脳トレ」ソフトだが、「ゲーム機向けのソフトというだけで教育・学習ゲームってツマンナイ」というこれまでの常識やイメージをくつがえしてくれたという貢献にも注目すべきだろう。もっとも今後(すでに、かも)粗製濫造される粗悪類似品には注視していく必要がある。
今回計測週ではトップの『バーチャ5』以外は既存の定番タイトルが上位を占める結果となった。これも年度末という微妙な時期ということで、目を引く新作が出にくいからなのだろう。3月末まではこのような状況が続くに違いない。
(最終更新:2013/08/17)
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