「学問のススメ」の次は「学食へススメ」!?・「学食ガイド」発売中

2007年02月11日 08:00

学食イメージブッキングでは多種多彩な日本の大学の学食を渡り歩いて「味わった」唐沢明氏による大学学食ガイドブック『学食ガイド 全国60大学人気メニュー』を発売している。980円(税込)、95ページ(【トリガー記事:雅楽多blog】)。

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ブッキング社の【解説ページ】では「学食のススメ」について次のように説明している。

楽しい、おいしい、うれしい学食のススメ就「食」活動の景気も人気も急上昇中!いま、大学では、「学食」がブームになっています。
楽しいメニューに加え、おいしいグルメ、そしてうれしい値段!「学食」は、まさに学生にとって、3拍子揃って人気なのに加え、いまやおしゃれなレストランに変貌を遂げ、隠れた街のスポット・デートコースにもなっています。私も、講義のビタミンパワー・癒しの源になっていて、毎日満喫している1人です。そんなNEW WAVEの学食を、早稲田大学学食研究会、私の教え子・唐沢ゼミ生のメンバーと私が、全国の大学を取材し、食べ尽くした、『全国60大学人気メニュー 学食ガイド』!!


「学食」がブームになっているという話はとんと聞いたことがないが(笑)、確かに大学の学食は魅力的な要素が多い。大学周辺の食堂が学生向けに安値で美味しくボリュームたっぷりなメニューばかりを取り揃えている(そうでないとライバル店との競争に勝ち残れない)のはよく知られた話だが、最近ではその要素に「おしゃれ」も加わったようだ。高校までの学食と違い、一般人にも解放されているところがほとんどすべてのため、周囲の食環境を活性化させるにも一役買っているのだろう。

冊子では1大学につき1ページを取り、セミカラーでベスト5のメニューの写真とその解説(全部食べたのか!?)、その他のメニュー一覧、それぞれの学食のコラムとして食堂そのものの評価や学生からの反応、特記事項、アクセスなどが記載されている。学食に行くためだけに遠出して大学に足を踏み入れる人はまずいないだろうが、そう遠くない場所にある場合には「それじゃせっかくだから一度行ってみるかな」という気分になるかもしれない。

少子化のあおりを受けて大学では一人でも多くモチベーションの高い学生を集めるため、さまざまな厚生福祉設備を充実させる方向にある。学食もその一つで、【京都大学内にローソンを招致したり】【拓殖大学】をはじめ複数の大学に【吉野家(9861)】が配されるなどしており、個性豊かな「学食」が学生たちの胃とハートを満たすべく活動を続けている。

貧相な食生活を送りがちな学生にとって、栄養についても十分考慮され、安くて美味しくお腹がいっぱいになる「学食」は、まさに大学生活におけるパラダイス。おしゃれ要素も加わることで、ますます「頼りになる」存在として注目されるに違いない。

……当方の近所にもあればいいのに。


(最終更新:2013/09/12)

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