ロシア系証券会社「アルジゲート」東京で営業開始・ロシア株の窓口に
2007年02月02日 06:30
拡大するロシアの証券市場を反映し、日本でもロシアの証券会社「アルジゲート」が進出し、直接の窓口が開かれることが明らかになった。NHKが速報で伝えた。
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ロシア資本の証券会社である「アルジゲート(Aruji Gate)」が財務省の登録を受けて、東京都内で営業を始めるという。これまで日本の証券会社はロシアの証券に直接売買を行うことができず、個人投資家レベルでは組み込み型の投資信託で間接的にしかロシアへの投資が行えなかった。
今回アルジゲートが日本国内で営業を開始することにより、同社を経由してロシアの株式や証券を直接購入することが可能になるという。
同社については金融先物会社として日本国内で会社設立をし業務担当者のを募集している広告などをわずかに見つけることが出来たのみで、「アルジゲート」社自身のサイトを見つけることができなかった。それらしきものはロシア語でアルジゲート社に関連するであろうリリースがいくつかピックアップできたものの、ロシア語なのでまったく分からない。
ロシア(Russia)株はBRICsと呼ばれる「世界における急成長を続ける新興国」としてブラジル(Brazil)、インド(India)、中国(China)などと共に注目を集めている。ブラジルはともかくインドや中国株は日本でも一部証券会社で購入ができるようになったが、ロシア株式は急成長が報じられることが多いにも関わらず、ほとんど手がつけられない状態だった。
今回(詳細はまだ不明だが)ロシア資本の証券会社「アルジゲート」が直接窓口となりロシア株式を日本に解放することで、これまで以上に多くの投資家の注目がロシア株に集まることだろう。
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