日本でも「たまごな広告」スタート・第一弾はチキンラーメン

2007年02月02日 06:30

たまご広告イメージ「たまご」を広告媒体として活用するという、新しいビジネスモデル「たまご広告」が2月1日から【サニーサイドアップ】によってスタートした(【発表リリース】)。第一弾は【日清食品(2897)】の「チキンラーメン」が宣伝の対象となる。

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たまご広告イメージ【リリース】にもあるように、サニーサイドアップでは昨年の9月、「たまご」の一つ一つの表面に、企業や国・自治体など広告主のメッセージを提出するという日本では初の試みによる広報展開。リリースによるとこの「たまご広告」では広告効果だけでなく、たまごの一つ一つに生食賞味期限が掲載されるので、たまごの安全対策にも貢献するという。

日常的に目にすることが多い卵を広告に活用することで、主婦層などにアピールする効果が高いとされるこの「たまご広告」。先のリリースでは

・日本は国民一人当たり年間約300個の「たまご」を消費する世界一の消費国
・一日平均530万パック、5300万個が流通している
・最も身近な栄養食品。全国約4700万世帯にリーチする媒体力がある
・家庭の食生活を預かる全国約1450万人の専業主婦層に特化したターゲティングができる


とその効力を誇っている。

なお今回のたまご広告では直径18ミリのシールをたまごに貼り、広告展開を行う。将来はたまごの表面へ直接インクジェット印字するタイプ、「たまごパック」の上貼りラベルへ印字するタイプなども開発予定とのこと。

海外ではすでに似たような発想の印刷による、たまご販促運動が行われている。しかし広告として利用するのは目にしたことが無い。日本でスタートとなる(のかもしれない)「たまご広告」第一弾は、たまたま(洒落ではない)たまごと縁の深いチキンラーメンの広告が掲載されたわけだ。どれだけたまごとチキンラーメン双方の相乗効果が得られるか、非常に興味深いところだ。


■関連記事:
【たまごの表面にシールを貼って「たまご広告」を、将来は直接印字も】
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