今回のシステム導入でカード払いが可能になる公金は次の通り。

玉城町ではジェーシービー、UFJニコス、百五ディーシーカードの3社と提携し、VISAやマスターカード、DCカード、UFJカード、ニコスカードなどのカードを支払いに使うことができる。

カード支払いの全面導入で玉城町側では徴収率アップや事務作業の効率化が期待できるし、住民にも窓口への支払いの手間が省ける。さらにクレジットカードを利用するので「カードの利用ポイントがたまる」意外なメリットも享受できる。

公金のカード支払いは改正地方自治法で明確に認められ、カード会社側も積極的に各自治体へアプローチを続けている。玉城町で明らかなプラス効果が出れば、他の自治体への導入の動きが広まりそうである。特に平日、金融機関などの窓口を利用しにくい人(サラリーマンなどの勤め人)には重宝されそうだ。

将来的にはモバイル系の電子マネーやスイカなどとも融合して、より便利なシステムとしてサービスを供給できる、そんな日が来るかもしれない。