ライブドアが持ち株会社化へ・実働事業会社ライブドアと統括会社ライブドアHDに
2007年02月23日 06:30
ライブドアは2月22日、同社が4月2日付けで持ち株会社制に移行することを発表した(【発表リリース、PDF】)。現在のライブドアがライブドアホールディングスに名前を変え、一方で新会社としてメディア・ネットワーク事業部門を独立してネットサービス事業を行う新会社ライブドアを新設する。
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持ち株会社化後の体制は次の通りとなる。
・ライブドアホールディングス(旧ライブドア)
グループ全体の管理担当
・ライブドア(新設会社、ライブドアホールディングスの100%子会社)
メディア事業部門とネットワーク事業部門。ポータルサイト運営事業とデータセンター運営事業に資源を集中。
つまり、事業部の独立会社化し、本来のライブドア・新ライブドアホールディングスは「総合統括本部」のような役割を果たすようになると思えば良い。現在下部組織にあたる会社は新ライブドア一つしかないが、今後事業が堅調に推移して拡大すれば、新しい事業部こと持ち株会社が登場することだろう。
ライブドアホールディングスの社長には現在ライブドア社長の平松庚三氏が着任し、新ライブドアには出澤剛氏がつく予定。
今回の持ち株会社化は「コーポレートガバナンスとコンプライアンスを強化するため」としている。実際新ライブドアが継承した事業は、現在のライブドアでの「稼ぎ頭」的なビジネスばかり。今後ライブドアの経営再建がうまくいけば、下部会社として新たな社名が加わることになるのだろう。
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