ステルス戦闘機F22ラプター、2月11日に沖縄嘉手納基地に到着
2007年02月11日 08:00
【ステルス戦闘機F22ラプターが沖縄嘉手納基地に一時的に配備】でも報じたように、アメリカ軍の最新鋭ステルス戦闘機「F-22Aラプター(Raptor)」12機が沖縄嘉手納基地へ一時的に配されることになったが、同機の到着が2月11日になることが明らかになった([このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています])。
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F-22Aがアメリカ本土の基地以外に配備されるのは今回が初めて。F-22Aはレーダーに映りにくいというステルス性能を持つアメリカ空軍の最新鋭戦闘機。開発元のロッキード社によれば「落下中の目標物26個に対してすべてに命中弾を与えるのに成功」「空中戦では140勝0敗の成績」「稼働率97%という高度運用性」などの高性能を誇る。
今回は配備予定機12機のうち半数の6機が先行して配されることになる。当初予定では10日に到着する予定だったものの、天候の影響で今日に延期されたという。
今回のF22の派遣に伴い、配備にあわせ整備要員などの人員250人ほども合わせて派遣される。ただし今回の配備は期間を数週間から長くとも5か月程度になる見込み。また在日米軍側では「特定の脅威を想定したものではない」とコメントしている。
今回の派遣と前後し韓国には同じくステルス機であるF117が配備されており、両機のペアによる共同作戦も期待される。それがかなわないとしても、物言わぬ、そして「姿を見せぬ」圧力として、存在そのものが有効に使われるに違いない。
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(最終更新:2013/08/23)
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