「家庭の医学」は1949年に日本初の家庭用・一般向け医学書として誕生してから、「一家に一冊、置いておくと安心」「本のお医者さん」的な書籍として家庭の健康をサポートし、累計で450万部もの超ロング・ヒットセラーとなっている。

今回発売される『家庭の医学DS』では、この「家庭の医学」の最新版をベースに、タッチパネルによる操作をはじめとした携帯ゲーム機の特性を活かし、「気軽に、すぐにけがや病気の状況をチェックしたい」というニーズに応える仕様にするとのこと。それらに加えて「家庭の医学」出版元の時事通信出版局発行の『血液サラサラ健康事典』『食材健康大事典』から抜粋した健康応援レシピを数十種類収録し、健康レシピ集としての仕様も兼ね備える。

なおイマジニアではすでにDS向けに『財団法人 日本漢字能力検定協会 公認 漢検DS』『英検DS』などの「脳力検定シリーズ」を発売中だが、今回の『家庭の医学DS』の発売を皮切りに「DS実用ソフト」も実用化するとのこと。

「家庭の医学」はすでにプレイステーション用などに発売されているが、操作に難があるところなどから評価は今ひとつ。持ち運びできる・即時に起動が可能など携帯ゲーム機であるDSの特性を活かした創りになっているのかどうかが、『家庭の医学DS』の評価を分けるポイントとなるだろう。画面写真や具体的仕様が現段階では明らかになっていないので見極めが難しいが、今後の情報公開に注目したいところだ。

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(最終更新:2013/09/12)