「ホテルズホームズ・バイ・ユニクロ」のコンセプトは「わが家を『わが家ホテル』に」。自宅にそろえる雑貨を、ホテルのルームサービスで提供するようなアイテムで揃え、自宅をホテルのような快適さに(ユニクロの専門分野から)仕立て上げるというもの。

4カテゴリーで提供される商品は133品目。寝心地の良い枕やシーツなどのベッドカテゴリーや、お風呂の時間を彩るカラフルなタオルやバスタオルなどのバスカテゴリーなど、ホテルに泊まった際に目が留まり、つい別料金を払って自宅に持ち帰りたくなるような生活雑貨の類をユニクロブランドで提供していく。

これら「ホテルズホームズ・バイ・ユニクロ」は当初は専用サイトと銀座店・イトーヨーカドー武蔵境店で販売を開始。2007年夏には23店舗で順次発売していくという。

安価で耐久度の高い庶民向け衣料品というイメージの強いユニクロだが、指摘されてみれば確かにホテルの雑貨品は「日常生活品として身近にあるものできらびや・ゴージャスなものというわけではないが、どこと無くハイソで気品があるように見える、ちょっとオシャレさん」的なものばかりで、それらの雑貨を自宅にそろえるのは、興味深いものがある。

サービスを提供するのが第一義的なホテルならではの雑貨品をコンセプトにした「ホテルズホームズ・バイ・ユニクロ」が提供する「身近なホテル気分を味わえる雑貨」が、果たしてどれだけの利用者の心をとらえることができるのか、注目したいところだ。

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