「デ・ジ・キャラット」はブロッコリーのイメージキャラクタ群であり、「萌え」文化を代表するキャラクタの一つでもある。元々ゲーマーズに住まう妖精としての設定でゲーマーズの情報誌に登場したが、キャラクターの特異性や可愛らしさから次第に人気が高まり、マスコットキャラクターとしての地位を獲得した。黄緑色の髪の毛にねこ耳、大きな鈴にメイド服という「狙いまくり」なビジュアルと、セリフの語尾に「にょ」とつける口癖に多くの「大きなお子さまたち」のハートが直撃を受けることになる。

主人公のでじここと「デ・ジ・キャラット」が、妹のプチ・キャラットや友達にしてライバルのラ・ビ・アン・ローズ(うさだヒカル)などと共に日常生活やゲーマーズでのアルバイトの中で繰り広げられるどたばた劇がメインストーリーだが、ライバルが登場したりなど、ストーリーの「吹っ飛び」具合は超一流。目からビームを出したり、愛らしさと相反するダークな性格も隠し持つなど、個性の強さが魅力をさらにかきたてる要素となっている。

「デ・ジ・キャラット」漫画以外にさまざまなテレビアニメや映画が放送されたりゲームにも登場。最近放送された『ウィンターガーデン』では10年後の主人公らによる恋愛物語がアフターストーリーとして「シリアスタッチ」で描かれ(かつ設定が大幅に変更されている)、こちらも話題を呼んだ。

「生誕祭」ではゲーマーズ本店にでじことうさだ(の着ぐるみ)が登場したり、さまざまな特別アイテムが販売される。ゲーマーズで関連商品を購入することで、特典として懐中時計やテレカがもらえるなどのキャンペーンも実施中。

彼女らの生誕祭をきっかけに、ブロッコリーが再び「萌え」あがり、好調さを見せるようになるのか、注目したいところだ。

(最終更新:2013/09/12)