セガ(6460)が「スヌーピー」などの「ピーナッツ」キャラクタのライセンス契約を締結
2007年02月17日 06:30
【セガ(6460)】は2月15日、チャールズ・シュルツ氏による漫画『ピーナッツ』キャラクタのライセンスを管理するユナイテッド・メディアと「ピーナッツ」キャラクターにおける日本国内アミューズメント施設向け景品の製造販売に関するライセンス契約を締結することに合意したと発表した(【発表リリース、PDF】)。
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「ピーナッツ」は1950年から新聞で連載が開始された漫画で、4コマ漫画によるものが主流。何をやってもうまくいかない主人公のチャーリーブラウンや、そのチャーリーの飼い犬で自分を人間と思っているビーグル犬のスヌーピー、いつも「安心毛布」を手に持ち哲学的な思考を常とするライナスなど、多彩な登場キャラクタなどがおりなす「子どもの世界」を舞台とした物語。
子どもたちの言葉や行動で人間の普遍的なテーマをある時は心理学的、ある時は医学的、またある時は哲学的な視点から、しかも優しくほほえましくユーモラスに描いていくその内容は「シンプルで面白く、かつ奥深い作品」としてすぐに大人気となった。また「ピーナッツ」は単なる漫画としてだけでなく、精神科をはじめとしたさまざまな社会学的・精神学的な面からも研究が行われ、解説本も発売されている。さらに登場人物が子どもだけで大人は「背景」としてしか登場しないことでも知られている。
もちろん「漫画」としての知名度は説明するまでもなく絶大なもので、作者であるチャールズ・シュルツ氏が2000年2月に亡くなった後も、多くの人に愛され続け、現在でも全世界75か国・2400紙で連載中である。
セガでは今回日本では初めて「ピーナッツ」のキャラクタにおけるアミューズメント施設向け景品の製造や販売を行うことになる。2007年夏をめどに、プライズマシン向けのぬいぐるみを中心とした各種アイテムの展開を開始する予定。
早ければ今夏にもゲームセンターのUFOキャッチャーで、スヌーピーやチャーリーブラウンの愛らしいぬいぐるみがお目見えすることになるだろう。老若男女を問わず人気の高い「ピーナッツ」キャラクタの景品が、どのような質・出来栄えで登場するのか楽しみだ。
PEANUTS (C) United Feature Syndicate, Inc.
(最終更新:2013/09/12)
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