コーヒーのプロを目指して・日本初のコーヒー教育機関が4月開校
2007年02月04日 08:30
【UCC上島珈琲】は2月1日、日本初のコーヒーに関する総合的な教育機関『UCCコーヒーアカデミー』を4月から開校すると発表した(【発表リリース】)。場所は神戸市のUCCコーヒー博物館内。
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UCCによると今回のコーヒー教育機関設立は、同社が長年つちかってきたコーヒーに関する知的資産の集大成として、コーヒー全般について体系的・段階的に学べる教育機関を設立するために行ったとのこと。講師にはUCCグループが抱える多彩なコーヒースペシャリストや業界の第一人者など、その道のプロが着任する。
カリキュラムは開校直後の4月は「体験コーヒーセミナー」と「べーシックコース」がスタート。10月には「プロフェッショナルコース」、さらに来年4月からは「スペシャリストコース」が開催される。将来的には東京にも分校を開設する予定だという。また講師に国際的なコーヒー機関や世界のコーヒー生産国の第一人者を迎えた特別講座、海外のコーヒー農園やカフェ市場を視察する研修ツアーなども開催予定とのこと。
講習内容としてはコース別に異なる。「体験コーヒーセミナー」では博物館ツアーや抽出体験程度で数時間で終わるものだが、「ベーシックコース」では基本知識の学習や抽出方法・テイスティングなどを学び、「プロフェッショナルコース」になると焙煎やブレンドなどについても学べるという。
UCC上島珈琲では今回の「UCCコーヒーアカデミー」を通じて「社内外に高度な知識や技術を持ったコーヒーの専門家を数多く養成し、日本のコーヒーの価値向上、並びに、日本のコーヒー産業の発展に貢献して参ります」とコメントしている。
ビジネス街やちょっと洒落た住宅地域などには、チェーン店ではなく個人経営の喫茶店、コーヒー専門店などをよく目にする。そばを通るたびにコーヒー独特の心惑わされるような香りがただよってくるものだ。香りとコク、そしてのど越しのよさから魔法の飲み物とも思えるくらいの満足感を得られるコーヒーをいれることができるプロを目指して、「コーヒー道」をきわめてみるのも面白いかもしれない。
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