ロート製薬(4527)、疲労回復用「ビタレスト」にドリンクタイプを追加

2007年02月22日 07:30

お薬イメージ【ロート製薬(4527)】は2月19日、疲労回復用ビタミン含有保健薬「ビタレスト」に、これまでの錠剤タイプに加えてドリンク液タイプを3月1日から追加すると発表した(【発表リリース】)。従来のドリンク剤と異なり、目を覚まさせるカフェインを含まないので、寝る前に飲めるのが特徴。価格は30ミリリットル入り3本で840円(税込)。

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ビタレストイメージ2006年8月に発売した疲労回復用ビタミン錠「ビタレスト錠」は、「休養」と「疲れ」に着目した新しいコンセプトのビタミン内服薬として世に送り出された。一般的にビタミン剤のユーザーは忙しく働くビジネスマンなど男性が多い傾向にあるが、「ビタレスト錠」ではカフェインを含ず、寝る前に飲んで睡眠中に疲れをとるということから、子育てに忙しい主婦や家事と仕事を両立して忙しく働く女性など、多くの女性の支持を集め、今までビタミン剤を使用することのなかった層にも受け入れられた。

今回発売されるドリンク剤タイプは、「ここぞという時の疲れにドリンクタイプが欲しい」というニーズに応えたもの。錠剤タイプでは特にテレビコマーシャルが受け、ビタレスト錠のユーザー659人への問いではその55%が女性という結果も出ている。また、気軽に飲めるドリンク剤タイプを発売することで、錠剤を飲まない層にも「ビタレスト」効果を利用してもらうようにする狙いがある。

栄養分の詳細はリンク元で確認してほしいが、通販サイトの感想を見ても、目覚めがよくなったとか体の疲れがとれたという女性の感想が多く見受けられる。ドリンク剤や錠剤に頼って疲労回復をする主婦の方も大変だな、と思う一方、これらの商品で疲労から少しでも解放されるのなら(そして身体にマイナスとならないものであれば)、それにこしたことはないな、というのが素直な感想ではある。

100円ショップでも疲労回復などの栄養ドリンクが発売される昨今。プラシーボ効果もあわせ、ドリンク剤は生活の必需アイテムとなりつつあるのかもしれない。

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