3文字だけでなく4文字もJPドメインを探せる! そして特定文字が人気な秘密とは……
2007年02月06日 08:00
先日、未取得の3文字+.JPこと「3文字JPドメイン」を簡単にリサーチできるサイトを【3文字ドメインなんてまだ取れるの!? ムームードメインで3文字JPドメイン検索実施中】で紹介したところ、読者の方から有意義な情報の提供を受けた。それによると3文字JPドメイン以外に4文字JPドメインでも似たようなサービスがあるという。そのサービスとは【3文字4文字ドメイン名検索】。ドメイン名も「短い.jp」と読める、覚えやすいサイトだ。
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このサービスはJPドメインの登録管理やDNS(ドメインネームシステム)の運用を行っている【日本レジストリサービス】が提供しているもの。先の「ムームードメイン」提供のものは3文字JPだけだったが、このサービスでは3文字に加えて4文字でもJPドメインの「空き」をチェックすることができる。3文字ドメインの場合は1文字、4文字ドメインの場合は2文字を入れることによって、まだ他人に取得されていない「空きドメイン」の一覧をチェックできる。
4文字JPドメインで「gn」が含まれるものをリスト化。かなり空いているのが分かる。……というかJPドメインそのものが結構スカスカなのが分かる。
暗記するには短い方がよいに決まっているが、語呂合わせとしては3文字よりは4文字の方がよい、という場合もある。臨機応変にと考えた場合、3文字・4文字両方で検索できる手段があった方がよいのは確かな話だ。
また、ドメイン名について(一部では既知ではあるが)面白い話も先の読者の方のメールでは指摘されていた。3文字にしても4文字にしても、アルファベットの「a・d・g・j・m・p・t・w」は非常に人気が高いとのこと。
その理由として、携帯電話でこれらの文字を打ち込む場合、「1プッシュで打ち込める」からなのだという。確かにこれらの文字は、それぞれのボタンにおける最初のアルファベットの候補なため、同じボタンを何度か押して選択を変えることなく入力できる。つまり、ボタンを押すアクション自体を減らすことができる。
例えば「ADDG.JP」(現在未取得)なら、(1キーが「.」の機種なら)7回ボタンを押すだけでドメインを入力することが可能となる。新しいサイトをURLで入力する場合、その入力の手間が少ない方が来てもらえる可能性が高いことを考えると、携帯電話向けのサイトを作る際にどのドメインをとるのかは結構重要な問題となるだろう。
独自ドメインを取得してサイトを運営する機会はあまり多くはない。とはいえ、SEO(検索エンジン対策)や多くの人に覚えてもらうためのイメージ戦略のためには、独自のドメインを取得するのは非常に効果的。「東京都港区芝公園4-2-8」といわれても「?」な人がほとんどだろうが「東京タワー」といわれれば分からない人がいない、というのと同じだ。
ともあれ、何とも奥深いドメインのお話であるに違いは無い。
情報提供:b2u様。Thanks!
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