2大コーラメーカーが全米飲料製品にカフェイン含有量表記へ
2007年02月23日 06:30
【WCBS】が報じたところによると、アメリカでは国民的飲料に位置づけられているコーラの二大勢力であるコカ・コーラとペプシはそれぞれ、同社の販売する缶やビンボトル製品に含まれるカフェインの量を明記すると発表した。アメリカの食品医薬品局(FDA)はカフェインの含有自身は明記することを義務化しているが、その量までは書かなくてもよいとルール化している。
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カフェインを摂取すると、
不安症候群、不眠症、頭痛、吐き気、
心臓疾患を引き起こしうる。
350ミリリットルの炭酸水には
30~55ミリグラムのカフェインが
含まれている。
元記事によるとカフェインの摂取量が1日あたり400ミリグラムを超えると、不安症候群、不眠症、頭痛、吐き気、心臓疾患へのきっかけになるといわれている。一方で350グラムの炭酸水には30から55ミリグラムのカフェインがあるという。この量は通常のコーラの缶1本分に相当する。
特にコカ・コーラ社では一部製品にはすでに含有量の具体的表記が行われていたが、今回の発表ですべての製品に明記することとなった。ただ今回の措置は(コカ・コーラ社では)アメリカ国内だけの措置で、国外の製品には適用されないとも述べている。
トランス脂肪酸の次はカフェインか、という感じもするが、危険と思われる過剰摂取足りうる成分については一つ一つこのようにチェックを重ねていくしかないのだろう。それにしても「アメリカ国内だけの話で海外製品は対応しない」というのはちょっと残念な気がする。
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