米マックでもトランス脂肪酸の使用禁止へ
2007年01月31日 06:30
【NewsMax.com】が報じたところによると、アメリカのマクドナルドは1月29日、心臓病や肥満との関連を指摘されているトランス脂肪酸(TFA)の使用をアメリカ内における一部店舗で中止したことを明らかにした。【公式サイト上】ではまだ正式なコメントは出されていない。
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元記事によるとマクドナルド側ではトランス脂肪酸の油に代わる新しい油を開発している間は、アメリカ国内の1万3700店舗において代替油を使用するに至っていないとコメント。現在1200店舗で実験的に代替油を使用しているが、全面切り替えをいつにするかは明らかにしていない。いわく、「現在使っているのは確か。ただ、今は段階的に切り替えており、いつまでにという断定はできない」とのこと。
最初にアメリカで今回のニュースをスクープした媒体では「マクドナルドがすでに過去7年間に50もの混合比率で18種類もの油をテストし、トランス脂肪酸入り油に代わる油についてリサーチしている」と報じている。
アメリカではすでに多くのファストフードチェーン店でTFAの全面使用禁止、あるいは大規模な削減などが行われている。ニューヨーク市では地域レベルで利用を取りやめている。今回最大手のマクドナルドがその流れに乗ったことで、トランス脂肪酸を使用しない動きはさらに加速するものと思われる。
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(最終更新:2013/08/23)
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