「セカンドライフ」公式ガイドブック(英語)発売
2007年01月11日 07:45
【Serious Games Japan】によると、現在各方面で話題になっている多人数同時参加型ネットワークロールプレイングゲーム【セカンドライフ(Second Life)】の公式ガイドブック『Second Life: The Official Guide』が発売された。34.99米国ドル。英語表記。作品集などが盛り込まれたCD-ROM同梱。342ページ。
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『セカンドライフ』はゲーム内通貨「リンデンダラー」と現実の通貨であるアメリカドルとの兌換性を持たせたことや、3Dで自由にデータを作れること、製作したデータの著作権を運営会社ではなく製作者に与えることなどのシステム導入により、多くの実企業が支社を作ることなどで参入し、マーケティングをはじめとする各種営業活動を行うことで知られている。また先日、クライアント(各ユーザー・プレイヤー)側のソフトウェアを一般公開し、さまざまなツールの開発をうながしたことでさらに話題を呼んだ(【参考:TechCrunch】)。
今回発売されたガイドブックはもちろん英語だが、『セカンドライフ』開発元のリンデンラボによる開発スタッフだけでなく、実際にゲームプレイを楽しんでいる人たちによって書かれている。参照元記事によると構成内容は次の通り。
・セカンドライフとは
・セカンドライフの始め方
・セカンドライフ世界ツアー
・アバターのデザイン
・ライブラリー、インベントリーの利用法
・オブジェクトの作り方、スクリプト入門
・セカンドライフ世界のキャリアと生活
・セカンドライフ内でのビジネスの始め方
・セカンドライフの住人たち
・セカンドライフ世界史
・セカンドライフの将来像
付録として納められているCD-ROM内には、「セカンドライフ内での教育者や研究者たちの取り組みの紹介」「用語集」「オンラインリソース集」「セカンドライフ内ですぐに使用できるテクスチャーやオブジェクト」「住人たちが作った作品集」などが入っているという。
内容的にはまさに入門書という感じのものらしく、カラー刷りできれいな体裁をしているとのこと。『セカンドライフ』に興味があり、かつ英語に堪能な人なら、チェックしてみてもよいだろう。
(最終更新:2013/09/14)
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