受験生のバイブル「ドラゴン桜」がDSにも・『ドラゴン桜DS』の発売日3月8日に決定
2007年01月06日 11:30
講談社の週刊モーニングで連載中の、大学受験のノウハウを勉強法だけでなくメンタル・生活面などからの視点でも描いた漫画としてベストセラーとなった『ドラゴン桜』がニンテンドーDSにも『ドラゴン桜DS』として登場する。発売元はエレクトロニック・アーツ。発売日は3月8日に決定した(【公式サイト】)。
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「ドラゴン桜」は経営不振の高校に校長として就任した弁護士が、知人の個性的な先生らと共に独特な受験テクニックで生徒らを教育し、大学の頂点ともいわれている東大への合格を目指して勉学に励まさせるという内容の「受験勉強テクニック」漫画。作品内に出てくる様々な受験テクニックが実際の受験生たちに大好評でも「講談社マンガ賞」という栄冠を得てベストセラーとなっている。また、「ドラゴン桜」流の受験テクニックはさまざまな方面で話題となり、関連商品やイベントなども行われている。
原作では高校生の大学受験をテーマにしていたが、『ドラゴン桜DS』ではターゲットを小学生に変更。「ドラゴン式勉強法」でさまざまなミニゲームを楽しみつつ、学力アップを目指すという内容になっている。
システムはゲームをプレイすればするほど新しいゲームやモード、難易度が追加されていったり、成績がグラフやデータで表示されるなど、ロールプレイングゲームのような展開が待ち構えている。また、ライバルキャラクタが登場し、彼らとの学力競争をすることで、達成感や向上心が刺激される仕組み。モチベーションの向上も原作「ドラゴン桜」の重要なテーマであるだけに、どこまで再現されているのかが見ものといえる。
また、DSならではWi-Fi機能を用いた全国一斉ダウンロード模試機能があるのも注目のポイント。模試に参加したデータはWi-Fi経由で集計され、ランキングが発表される。実際の予備校などで行われる「全国統一模試試験」と同じシステムの試験にチャレンジできるわけだ。
公式サイトによると、科目は国語、算数、理科、社会の4教科。原作に登場した個性的な先生たち(桜木、阿院、柳、芥川)なども登場し、評価をしてくれるとのこと。
原作通りの高校による大学受験向け問題では「お手上げ」という人も多いだろうが、小学生向けの問題なら「頭の体操」的な発想で受験生以外でも多くの人が気軽に、クイズ番組や「脳力テスト」の感覚で挑戦できるに違いない。果たして「ドラゴン桜」テイストがどこまで活かされる内容なのか、注目したいところだ。
(C)2006 Electronic Arts Inc. ALL Rights Reserved.EA and the EA logo are trademarks or registered trademarks of Electronic Arts Inc. in the U.S. and/or other countries. 原作/三田紀房「ドラゴン桜」(講談社『モーニング』連載)(C) 三田紀房/講談社
(最終更新:2013/09/14)
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