ネクソン、韓国本社がニンテンドーDS参入決定を発表・日本展開時期は未定
2007年01月10日 07:30
オンラインゲームを展開する【ネクソン】は1月9日、本社の韓国ネクソンがニンテンドーDSソフトの開発事業への参入を発表し、その第一弾として同社の横スクロールアクションロールプレイングゲーム【メイプルストーリー】を開発・今年度中に発売すると発表した(【発表リリース】)。日本での展開時期は未定としている。
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『メイプルストーリー』は2003年5月に韓国でサービスを開始してから日本や台湾、さらにはアメリカやヨーロッパでも展開をしているネクソン社の大黒柱的タイトル。コミカルなキャラクタが登場し、見た目もシンプルでハードルが低そうに見え、コミュニティ性や継続性も兼ね備えた「お気楽・エンジョイ」タイプのゲーム、今流行りの言い回しで表現すれば「カジュアルゲーム」ということになる。この親しみやすさから、パソコン向けオンラインゲームの中では低年齢層にも受け入れられている数少ないタイトルの一つでもある。日本国内では会員数140万人以上・18歳以下のユーザーが70%以上(同社発表)とのこと。
ネクソンはこれまでパソコン向けゲームを多数提供してきたが、ゲーム機向けのものは今回が初めて。数ある同社タイトルの中でも、幅広い層に受け入れられている『メイプルストーリー』をパソコンゲームよりは年齢層の低いユーザーが多いと思われるDSに移植するのは、年齢層・ユーザー層を考慮した場合、納得がいくものだろう。
DSへの移植にあたっては「PCオンラインゲームならではの特徴や面白さを活かし、シングルプレイ・マルチプレイが誰でも楽しめる事を前提とした内容」を目指しての仕様変更を模索しているとのこと。
すでに『メイプルストーリー』は2006年11月に、マッドハウスによってアニメ化されることが決定している(【参考:電撃オンライン】)。これで携帯ゲーム機とアニメというニ方面から、『メイプルストーリー』のマルチメディア展開が加速していくことになる。日本国内での早期発売にも期待したいところだ。
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