『シムシティDS』は街づくりシミュレーションとしては王道を行く代表作の一つ『シムシティ』のDS版。『シムシティ』そのものは奇才ウィル・ライト氏による構築系シミュレーションゲーム『シム』シリーズのベースとなったタイトルでもある。プレイヤーは市長の立場から区画整理や公共機関の設置、税金や条例の調整をし、多くの人を街に呼び寄せて発展させていく。今作ではアドバイザーを5人用意し、さまざまな疑問に答えてくれるという。

また日本向けの作品ということもあり、いくつもの日本情緒あふれた建造物が登場。特に条件を満たすことで設置できるようになるお城は、DSならではの「すれ違い通信」を使って他人と交換することもできるようなる。もちろんDSの2画面をフルに使い、操作しやすい画面構成となっているのもチェックポイント。

さて発表ページには走行日程と宣伝カーが掲載されているが、宣伝カーそのものはライトバンを選挙カー仕立てにしたもの。コピーには「理想の街づくりを目指して2/22(木)出馬!!(全国区)」とある。もうノリノリである。果たして『シムシティ』ではおなじみのBGM「♪チャッチャッチャラッラ」を流しながらばく進するのか見ものだ。

最近は新作のメディアが発売される前後に、宣伝カーをその商品の購買層が多いと思われる地域に投入するという広報方式が流行っているのか、さまざまな商品やイベントの宣伝トラックなどが見受けられる。特に最近では【SOS団トラック(アキバBlog)】が知られている。このトラックはコミケ会場や秋葉原をはじめ、さまざまな場所を「God knows...」を流しながら快走し、色々な意味で目だち、多くのサイトなどでもその目撃談が報じられた。

今回選挙活動さながらに全国を走ることになる『シムシティDS』宣伝カーも、SOS団トラックに負けないパワーを見せ付けてくれるのか。ゲーム自身と共に、ぜひとも見て観たいものだ。

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(最終更新:2013/09/13)