9か月でDS1888万台、『ニュースーマリ』は864万本を販売・任天堂2007年3月期第3四半期決算を発表
2007年01月25日 19:30
【任天堂(7974)】は1月25日、2007年度3月期第3四半期財務・業績の概況を発表した。売り上げは前年同期比72.8%プラスの7125億8900万円、営業利益は102.5%プラスの1676億3300万円、経常利益は50.5%プラスの2207億1300万円、四半期(当期)純利益は43.1%プラスの1319億1600万円となった。また、具体的商品の売り上げとしては、携帯ゲーム機ニンテンドーDSが今四半期3か月間で全世界の総売上台数として1888万台を数えたことを明らかにした(【発表リリース、PDF】)。
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リリースによると、第3四半期(2006年4月1日から2006年12月31日、3/4年分)では、新世代家庭用ゲーム機の『Wii』や『ゼルダの伝説トワイライトプリンセス』など対応ソフトが好調な売り上げを記録、既存商品もニンテンドーDSが第3四半期において全世界で1888万台、『ニュースーパーマリオブラザーズ』が同じく全世界で864万本を売り上げ、業務成績の堅調さに寄与した。なお、今年度における最終連結業績予想は【先のもの(1月9日発表)】をそのまま継続している。
主要なハード、ソフトの2006年12月末日までのセールス記録も発表されており、それによると、
Wii……計319万台:日本114万台、アメリカ125万台、その他80万台(期末までの予想600万台)
ニンテンドーDS……計1888万台:日本753万台、アメリカ506万台、その他629万台(期末までの予想2300万台)
(うちDS Lite……計1675万台:日本731万台、アメリカ484万台、その他460万台)
Wii用ソフト……計1751万本:日本433万本、アメリカ902万本、その他416万本(期末までの予想2100万本)
DS用ソフト(Lite含む)……計9380万本:日本3986万本、アメリカ2872万本、その他2522万本(期末までの予想1億本)
という結果が出ている。また、ニンテンドーDSがLiteも含めてこれまでの累計で3561万台販売されていることも明らかにされた。これは仮に平均的に売れたとすると、今年度ではDSは全世界で一か月あたり210万台、『ニュースーパーマリオブラザーズ』は一か月平均で96万本売れた計算になる。まさに毎月ミリオンセラー状態。
今年度の残り四半期では年始及び年度末(春休み)の期間が計測対象となり、さらにWiiの発売後の持続的セールスが含まれるため、さらなる伸びが期待できる。本日の任天堂の株価は終値で33500円をつけているが、さらに業績と共に株価が伸びる可能性も否定できない。
(最終更新:2013/09/13)
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