『ドラクエ9』は年末商戦の販売を目指す・スクエニ和田社長語る
2007年01月13日 09:00
『時事通信』は1月11日、【スクウェア・エニックス(9684)】の和田洋一社長が同社に対し、先に【『ドラクエ』シリーズ本編新作はDSで。タイトルは『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』】でも報じた[任天堂(7974)]の携帯ゲーム機ニンテンドーDS向けに発売が決定した『ドラゴンクエストIX(9) 星空の守り人』の発売日について、「年末商戦向けの販売開始を目指したい」と語ったと報じた。
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『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』は、シリーズ本編最新作としてリリースされる、本家本元のもの。これまでも『ドラゴンクエスト』シリーズの本編にあたりナンバリングタイトルは、「そのときに最も売れている、普及しているハードで」という暗黙の了解があり、これまでファミリーコンピュータ、スーパーファミコン、プレイステーション、プレイステーション2と受け継がれてきた。メーカーとしては任天堂からソニー、そして今回のDSで任天堂に戻ることになる。また、携帯ゲーム機にナンバリングタイトルが新規開発されるのは今回が初めてのものとして注目を集めている。
開発スタッフは前作を手がけた堀井雄二氏、鳥山明氏、すぎやまこういち氏、レベルファイブがそのまま担当。さらに『IX』では「自分自身が主人公となって壮大な世界を冒険する」という『ドラクエ』シリーズに共通する特徴に加え、DSならではのワイヤレス通信機能を活かし、ひとつの世界をひとりだけではなく、本当の”仲間”と一緒に冒険する”ネットワーク体験”の醍醐味を実現している。
これまでのところ発売予定は2007年中と発表されているが、具体的な日取りは未定であり、業界関係者の間には「2007年度中、つまり2008年3月までに発売されれば御の字。場合によってはそれ以降にずれ込むかも」という意見がある一方、一部には「発表前にすでにかなり作りこんでいて、2007年発売中の発売は間違いない」とする主張もある。ゲーム業界トップクラスのビックタイトルなだけに、噂も絶えない。
今回和田社長があえて「年末商戦向け」と語ったことで、今年の11月から12月中の発売を目指し、スクエニ社内ではスケジュールを組んでいることがうかがえる。仮にこの予定通りとなれば、(流通関係の調整を考えると)発売日の正式決定は逆算して夏くらいになるだろう。機能やストーリーをはじめとした追加情報と共に、発売日の正式決定を楽しみに待とうではないか。
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(最終更新:2013/08/29)
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