任天堂(7974)の株価が16年半ぶりに上場来最高値を更新
2007年01月29日 19:30
WiiやニンテンドーDSなどの販売成績が好調[任天堂(7974)]の1月29日の株価は前営業日に続き株価は高値で推移。1990年8月3日に場中でつけた上場来最高値3万4000円を16年半ぶりに超え、一時3万4700円まで上昇。終値も3万4250円とやはり「終値ベースにおける」上場来最高値を更新した。
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先に【9か月でDS1888万台、『ニュースーマリ』は864万本を販売・任天堂2007年3月期第3四半期決算を発表】などで報じたように、任天堂では携帯ゲーム機のニンテンドーDSや昨年末から発売を開始した新世代家庭用ゲーム機Wiiの本体および関連ソフトのセールスが好調で、営業成績も拡大。さらに円安も為替差益にプラスの影響を与えるのではないかという期待から買いが集まり、連日のように高値で推移していた。
本日の株価は高値3万4700円・終値で3万4250円となり、1990年8月3日につけた高値3万4000円・終値3万3500円をそれぞれ超える値となり、上場来最高値を記録した。
任天堂の株価月足によるチャート……なのだが、時系列データはともかくチャート描写で、1990年から表示させる機能を持つサービスが見つからないので、1991年からのもの。DSが堅調に売れ出した2年ほど前から急上昇のカーブを描いているのが分かる。
特にDSの発売、セールスが好調さを見せるようになった2年ほど前から任天堂の株価は急カーブを描いて上昇を続けている。先日確か「3万円も夢ではない」としたコメントはいったいどうしたのだろうか、というくらいの勢いだ。しかし現在任天堂の単元数は100株。1単元(最小取引単位)ですら350万円近い資金を必要とする。このままの株価が推移する、あるいはさらに上昇することになれば、分割なり単元の変更を迫られることだろう。
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