自動車の自賠責保険、4月から値上げへ
2007年01月18日 07:00
法律で加入が義務付けられている自動車損害賠償責任保険こと自賠責保険の保険料が、4月から改定されて、自家用の普通乗用車の2年契約なら150円値上げされることが明らかになった(【参照:第123回自動車損害賠償責任保険審議会の開催について、金融庁】)。
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これは自賠責保険の保険料に充てる国の交付金(政府再保険の廃止に伴う累積運用益を保険料などの充当交付金として交付していたもの)が減額されることに伴い、その減額分を補うために行われるもので、1月17日の【金融庁】の審議会で了承された。具体的な値上げ内容は次の通り。
・自家用普通乗用車
2年契約……3万0830円(+150円)
3年契約……4万3390円(+220円)
・軽乗用車
2年契約……2万5000円(+120円)
3年契約……3万4720円(+170円)
・オートバイ
2年契約……2万0240円(+90円)
3年契約……2万7650円(-)
保険料の値上げは交付金が漸次軽減されていることもあり、今回で3回目となる。
何か事故が起きた場合、自賠責保険だけではまかないきれないという状況が多々あるのはご承知の通り。「万が一」のことを考えた場合、自賠責保険だけでなく任意保険にも加入すべきだろう。「事故を起こさないのが一番だが、何かあってもお金については心配は要らない」という少しでも安らいだ気持ちでハンドルを握るのが、自分自身はもちろん同乗者や周囲の人にもプラスとなることだろう。
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