【更新】インデックス(4835)、ガイアックス(3775)のゲーム部門買収
2007年01月23日 09:00
【インデックス(4835)】は1月22日、【ガイアックス(3775)】が22日に分社化したオンラインゲーム事業部門「UTDエンターテインメント」を3月1日付けで100%子会社化・買収すると発表した(【発表リリース】)。[ガイアックス側リリース(PDF)]によると買収額は2億6800万円。
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インデックスではすでにゲームメーカーの【アトラス(7866)】をはじめ、アニメ制作会社マッドハウスなどさまざまなメディア事業の展開を行うために多方面の買収を繰り返している。今回のガイアックスのオンラインゲーム部門の買収は、ガイアックス側が持つオンラインゲームのノウハウや資産、海外での展開力を既存コンテンツ事業の強化につなげるもよう。
さらにUTDエンターテインメントやアトラス、インデックス内部のゲーム部門とあわせて事業再編も行う予定だとしている。
ガイアックスは1999年に設立。企業向けのオンラインコミュニティなどネット上でのソリューション事業を行っていた。2004年からは本格的にオンラインゲームにも参入し、『ストーンエイジ2』『KING OF WANDS』など主にライト感覚のゲーム(カジュアルゲーム)を輩出していたものの、オンラインゲーム部門の営業成績は思わしくなく、さらに一層の投資投下が必要なこと、現状ではそれが難しいことなどから、オンラインゲーム事業からの撤収を決定。今後はコミュニティのソリューション事業に専念することを決めた。
モバイルを軸にしたコンテンツ総合会社となりつつあるインデックスにまた一つ「引き出し」が加わることになるが、今後同社はどのような展開を見せるのだろうか。買いっぱなしでは無く有効活用を行い、新しいソフトの芽を次々と発芽させて欲しいものだ。
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